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セッション内容

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プログラム

時間room1room2room3room4
10:00 - 10:10開会挨拶 
10:10 - 10:30アイスブレーク
10:30 - 11:30基調講演
平鍋 健児
11:30 - 13:00休憩&お昼休み
13:00 - 14:30テスト駆動開発者は三周目で死ぬのか
タワーズ・クエスト
和田 卓人氏
レクリエーションゲームに学ぶチームビルディング
オブジェクト倶楽部
天野 勝
描いて考える「Visual Thinking」
オブジェクト倶楽部
懸田 剛
オブラブ若人の集い
オブジェクト倶楽部
14:30 - 14:40休憩
14:40 - 14:50ソフトウェア開発に自働化を導入して、人の力を発揮しよう。
NPOアイネタジャパン
小井土 亨氏
休憩
14:50 - 15:40カードゲームでプロマネ疑似体験!
オブジェクト倶楽部
安井 力
HELP ME!
オブジェクト倶楽部
近藤 寛喜
15:40 - 15:50休憩
15:50 - 16:20鬼に金棒:人文系スキルを身に付けよう
永和システムマネジメント
竹内 清一
16:20 - 16:40休憩
16:40 - 17:40ライトニングトークス 
17:40 - 18:00終了挨拶 
18:30 - 20:30懇親会
レストラン とき

基調講演

平鍋 健児

平鍋 健児 (KENJI Hiranabe)  株式会社永和システムマネジメント副社長.株式会社チェンジビジョン代表取締役

UMLエディタJUDEの開発を経て,アジャイル型開発の実践する「見える化」コンサルタント。
著書「ソフトウェア開発に役立つマインドマップ」。
翻訳「XPエクストリームプログラミング導入編」,「リーンソフトウェア開発」 「アジャイルプロジェクトマネジメント」など多数。
アジャイルの実践貢献者に毎年贈られる Gordon Pask Award 2008 受賞。

『アジャイル開発方法論の現状、課題、未来』

アジャイル開発の現状を分析し、課題をまとめます。
特に、以下を中心に最新のアジャイル情報をお話します。

  • アジャイルは普及したのか(データを元に)?
  • 企業でアジャイルする、ということはどういうことか?
  • リーン(TPS)とアジャイルの関係は?
  • アジャイル方法論「かんばん」の最新情報

そして、今後の日本でのアジャイルの進め方について、提言をします。

講演資料



講演

和田 卓人氏

和田 卓人氏(TAKUTO Wada)  タワーズ・クエスト株式会社 プログラマ兼取締役社長

2003年ごろアジャイル開発やテスト駆動開発に目覚め、永和システムマネジメント社のプロジェクト、通称「チームかくたに」へのXP(アジャイルプロセス)コーチとして参加。その後さまざまな現場で実践を行った経験をもとに、雑誌記事を執筆したり、Web上で技術文書を書いて、テスト駆動開発やリファクタリングについての啓蒙活動を行っています。

テスト駆動開発者は三周目で死ぬのか

テスト駆動開発 (TDD) に入門し、開発をテスト駆動で行うようになり、日々快適でめでたしめでたし、というわけにはいかないのが現実世界の難しいところです。TDDが机上の空論や、恵まれた環境のみで成り立つものといった意見は最近では減ってきましたが、開発の前線で行う TDDには、現実を直視する世界ゆえの難しさがあることも事実です。

過去の自分が書いたテストの無いコード、テスト内容や組み合わせの複雑化に伴いメンテナンスが難しくなっていくテストコード、実装が変わる度にテストを失敗させるモック、もはや仕様を写し取ってはいないテストコード、次第に下がってゆく自分自身の記憶力やテンション、そして現実と直面する故に訪れる、大きなアーキテクチャ変更。

本セッションでは、テスト駆動開発を「続ける」うえで立ち向かわなければならない所々の問題に対して、どのような戦略で立ち向かうべきか、参加される皆様に伝えたいと考えています。

講演資料



小井土 亨氏

小井土 亨氏(TOHRU Koido)  NPOアイネタジャパン理事、XPJUGスタッフ。

25年以上、パッケージソフトの開発を経験、現在もパッケージソフトを開発している。

ソフトウェア開発に自働化を導入して、人の力を発揮しよう。

トヨタ生産方式では、人の力を最大限に発揮するために自働化が必要だと説いています。
ソフトウェア開発に自働化を導入するためのポイントを事例交えて紹介します。

講演資料



竹内 清一

竹内 清一 (KIYOKAZU Takeuchi)  株式会社 永和システムマネジメント

1984年福井大学大学院工学研究科応用物理学専攻修了
UNIXカーネル開発、銀行情報系システム開発等に従事し、最近は自動車の組込み系ソフトウェア開発に携わる。
G.M.Weinberg、P.F.Druckerそしてトウ小平をこよなく愛する。

鬼に金棒:人文系スキルを身に付けよう

世界同時不況のなか、私たちの業界にも閉塞感が漂ってきています。しかし、こんな時こそ私たち技術者が元気に活躍しなければなりません。 本セッションでは、「どんな時でも時代を変えていくのは若者だ!」をメインテーマとし、イノベーションを起こすために技術者が身に付けたい人文系のスキルをご紹介します。

講演資料



ワークショップ

天野 勝

天野 勝 (MASARU Amano)  オブジェクト倶楽部 事務局長。

オブジェクト指向技術、アジャイル開発手法の導入コンサルティングの経験から、最近では「チーム」としての仕事の楽しみ方に興味を持つにいたる。
訳書に『リーン開発の本質』『アジャイルソフトウェア開発スクラム』、著書に『eXtreme Programmingテスト技法』『正しく学ぶソフトウエア設計』がある。

レクリエーションゲームに学ぶチームビルディング

多様な人が集まり、仕事を成し遂げていく過程を経て、チームとしての一体感が育まれ、機能していきます。このチーム醸成の時間を短く、効果を高めるのに、チームビルディングの技術があります。

本セッションでは、学校教育の中で行われる「レクリエーションゲーム」の体験を通じて、ソフトウェア開発チームのチームビルディングに役立つ技術を、参加される方と一緒に学んでいきます。

開発メンバー間でのコミュニケーションの悩みを持っている方、チームではあるはずなのに営業と開発という役割に固執してしまい、関係がこじれているという悩みを持っている方にぜひ参加してしてもらいたいセッションです。セッション詳細

講演資料



懸田 剛

懸田 剛 (TAKESHI Kakeda)  株式会社 永和システムマネジメント コンサルティングセンター所属。

フリーランスエンジニア、教育、コンサルタントを経て、(株)チェンジビジョンにて、プロジェクトの見える化ツールTRICHORDの開発リードを努める。現在は永和システムマネジメントに戻り、アジャイル開発コーチを担当する。
マインドマップは2002年頃より使用しているが、最近はマインドマップだけに囚われずVisual Thinkingに興味シンシン。
最近のWeb連載は「Happy Hacking Team」
http://enterprisezine.jp/article/corner/39

体験、描いて考える「Visual Thinking」 ~裏紙を使って~

ここ数年で、マインドマッピング、ファシリテーショングラフィックといった視覚を効果的に使った手法で、問題解決、ブレインストーミング、ファシリテーションなどを行うことがエンジニアの間でも広まりつつあります。

実はこのような動きは"Visual Thinking"という名前で、世界的な広がりをみせはじめています。Visual Thinkingは単にビジネスの場だけで使うものではありません。ソフトウェアエンジニアが日常使うUMLも一つのVisual Thinkingです。

今回は、先頃邦訳出版された「描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング」(原題:「The Back of The Napkin」)というVisual Thinkingの書籍を題材にして、ナプキンや裏紙とサインペンがあれば、誰でも簡単にVisual Thinkingを体験できる、というワークショップを行います。このワークショップでは、単に絵を描くだけではなく、自身で考え、人に伝え、問題を明らかにする、単純かつ奥の深いビジュアル思考フレームワークを体験できます。

このワークショップに参加すると、絵が苦手なあなたでも、明日から裏紙とペンで、Visual Thinkingを用いて、問題解決を行うことができる...かもしれません。私も勉強中です。一緒に学びましょう!

講演資料



安井 力

安井 力 (TSUTOMU Yasui)  株式会社 永和システムマネジメント コンサルティングセンター所属。

アジャイルコーチ、コンサルタント、プログラマ。
アジャイル成功の鍵は人と考え、人に着目した活動をしている。
去年から、ゲームを使った学習とコミュニケーションに注目している。

カードゲームでプロマネ疑似体験!

プロジェクトマネージャとは、苦悩のつきない仕事です。

ユーザーはわがままを言い、開発者は勝手なことをし、予算は削られ、スケジュールは遅れ。。。そんな状況を打開するのがしかし、プロジェクトマネージャの手腕の見せ所でもあります。

そんなプロジェクトマネージャの仕事を、簡単に体験できるカードゲームを作りました。参加者同士でゲームを遊びながら、プロジェクトマネージメントの難しさと面白さ、優秀なプロジェクトマネージャの育成について考えてみませんか。

近藤 寛喜

近藤 寛喜 (HIROKI Kondo)  株式会社チェンジビジョンのソフトウェア開発者

好きなアジャイル・プラクティスは「成果を上げるのが仕事」
オブジェクト倶楽部ではメルマガにて、「アジャイル・プラクティスの見つけ方」を連載中。

HELP ME! - 三人よれば文殊の知恵。みなで知恵を貸し合おう。 -

開発現場に悩みはつきもの。現場で抱いた悩みを持ち寄り、一緒に悩んでみようというセッションです。昨年のオブラブ忘年会等で、全然知らない人とふりかえりました。それでも現場の悩みを話してみると、不思議と解決するためのアイディアと勇気が得られます。これは同じチームでは得られない新たな視点から問題の評価が得られるからです。

自分の悩みが解決するのもよし、誰かの悩みを解決するために考えるのもよし。このセッションでは簡単な枠組みを使って翌日から悩みを解決するための行動へ移すための材料を見つけていきます。

【参考】
【アジャイル】アジャイル・プラクティスの見つけ方 [3] ~イベントに参加し、ふりかえる~

講演資料(1) 講演資料(2)



オブジェクト倶楽部

オブジェクト倶楽部  

オブラブ若人の集い

オブラブの誇る精鋭若人集団が、10~30分のショートセッションを怒涛の勢いで繰り広げます。

テーマは「流行らせたいもの」。何が飛び出すかわからないこのトラック、under 30 のエネルギーを存分にご堪能ください。



 名前タイトル概要など
13:00 - 13:30wildlarvaOpenSource Forking - パクリではじめるオープンソース入門 - (仮)"OpenSourceって難しそうだけど、意外と手軽にはじめられるんじゃないかなーという話。 孤独にオープンソースしてみた体験談。"
13:30 - 13:45nsgcオブラブの中の人と仕事してみて(仮)TDDってほんとにやってるの?ツールを愛でるってなに?という人間がオブラブの人と仕事してみて感じたこと等。
13:45 - 13:55h-morita差分ってどうよ?(仮)"patchレベルでソースコードの差分を管理するってのは無理があるんでない?といったところの考察。 ※ 本番直前で内容が変わる恐れ有り"
13:55 - 14:10休憩
14:10 - 14:40kenchan究極のディストリビューション Ubuntu(仮)インストールの容易さや優れたGUI環境で人気のUbuntuについて、私の環境を紹介しながら、開発者らしい愛で方についてお話します。
14:40 - 15:10ursm至高のディストリビューション Gentoo (仮)開発者はそれぞれ自分自身に最適化された環境を継続的にメンテナンスしていく必要があって、そのためにはメタディストリビューションである Gentoo を使うのがふさわしいという話をします。
15:10 - 15:20休憩
15:20 - 15:50takkanmint 0x80 の先にみなさんが開発や家で使われているだろうLinux。そんなLinuxについて、もっとよく知りたいと思いませんか?ここでは、独断と偏見で選んだLinuxカーネルがやっているお仕事について、かるーく紹介させていただきます。
15:50 - 16:20moroTDDではじめるプロジェクト語彙の育て方Cucumberにより振る舞いを自然言語で記述できるようになり、それと時を同じくしてRSpecがよりRubyらしくなってきた件について考察します。

ライトニングトークス

下表は発表者氏名順であり、実際の発表順とは異なります。発表順は当日お知らせいたします。

発表者タイトル概要
家永英治JSpecの紹介JavaScriptのBDDフレームワーク、「JSpec」のご紹介です。私の経験ベースに、JavaScriptにおける手動テストと単体テストの切り分けの勘所も、お伝えできればと思います。
尾関善行氏おすすめ私が薦めたいものをただただ(熱く)語るだけ。主に漫画と児童文学。 または、まだ迷っていて、フロー体験、報酬主義を超えて、知的好奇心、人はいかにして学ぶか、辺りがまとまればそれについて、と思っているのですが、この時点で未定は厳しいですよね…。
川口恭伸氏Gitを利用した分散ファイルサーバを考えてみた世の中、クラウドですよ。まあ、正直クラウドはよくわかりませんが、Eventually Consistencyという考え方がイイみたいです。そこで手近なGitを使って、Eventually Consistencyな分散ファイルサーバを作ってみたいと考えています(これから作るところ)。考え方、うまくいったところ、ダメなところを報告しますので、突っ込み・ダメだし・ご意見をおねがいします!
LT資料
木下史彦そろそろ渡辺メソッドについてひとこと言っておくか昨年のオブジェクト倶楽部夏イベントでベストトーカー賞を受賞した渡辺メソッドについては関係者のあいだでも、卑怯だとかテロだとかメタだとかアクロイド殺しだとか意見が分かれています。今回のLTでは、LT男優とLT作家の元同僚という立場で今まで語られることのなかった渡辺メソッドの一面を紹介します。ネタ系ではありません。真剣です。
LT資料
佐藤竜一氏『に』と『で』の間中国人エンジニアに日本語の指導をしているうちに気がついた、「日本語を 系統だって説明できない」「容認可能ではない文について、なぜそれが容認 可能ではないかの理由を明確に説明できない」という自分自身のジレンマ。 それを解決するためにちゃんと日本語の文法について調べたところ、我々が学校で勉強した「学校文法」とはぜんぜん違う世界が存在した…とそんな内容を 5 分ほど。「山に登る」と「山で登る」の違いをどう説明するか、「とりたて助詞」といった聞いたこともないような品詞の存在、そんな話をしようと思ってます。 ソフトウェアともオブジェクトとも全く関係ないテーマで、ネタ狙いでもありません。が、今回のテーマ「今一番コレが熱い!」には沿っているかな、と(自分では勝手に)考えてます。
LT資料
オーム社開発部出版業における自動化の事例報告ソフトウェア開発の自動化手法を書籍の編集制作に取り入れて、一定の成果を得ている事例をご報告します。
高橋健一8+8+8=24たしか、(相対的に)偉くない西村さんが「8時間仕事して、8時間好きな事して、8時間寝るのが健全な生活」と言っていた気がします。この言葉、結構すきなんです。ワークライフバランス崩れてませんか?ネタは一切ありません。ガチガチです。
中内章一氏Velocityを実践して失敗した「アジャイルな見積りと計画づくり」にもあるVelocityを取り入れたところ、その後メンバーが見積もりを出せなくなる、という失敗に陥った。その失敗談を中心に、あらためて実践することの大切さをお話ししたい。
LT資料
中西孝之氏格差社会を生き延びるためのiPhoneアプリ開発iPhoneアプリ開発を軸に、そこで起こった悲喜こもごもなどをお話ししようと思います。
LT資料
西村直人「Rails で定時近くには帰れるようになったけど...」以前、使う道具を知らないと上手くいくものもいかないよっていう LT をやったのですが、それから約 1 年半。道具が使えるだけじゃ上手くいかないよっていう話をする予定。俺もネタじゃないよガチだおww
平田守幸プロジェクトを成功させる秘訣教えます(仮)ほとんど失敗プロジェクトというものに関わったことのない立場から、プロジェクトを簡単に成功に導く秘訣をお教えします。ネタLTではなく、ガチです。