クリスマス企画・オブジェクト指向実践者の集い 
            
           
  
           
            一つのトピックスをテーマとし、それについて参加者同士が座談会のような形式で討論します。
           
          
             
          
          
           
 
          
          
          
            私は創業200年を迎える国内最大の建設会社のシステム部門に勤務しています。
            建設業はシステム開発とのアナロジーで語られることが多い業態です。
            また「ファサード」や「Struts」など多くの建設用語がシステム開発のシーンで
            使用されています。
            しかし、建設物は物理的な構築物ですから、製造の過程において可視化されている
            という特徴があります。しかし、完成した建物自体は、竣工前までは「やはり眼に
            見えない」ものなのです。そのために図面や模型(最近はCGも多いのですが)を
            使用して「見える化」を行っています。 
            さて、このような「背景」を持つ会社においてビジネス・モデリングだのUMLだの
            持ち出してみたら、どのようなことになるのでしょうか。
            そもそも、なぜ、そのような話を持ち出さなければならなかったのでしょうか。
            私のセッションは、ここから始めたいと考えています。
            そして「要求開発」を、どのように考えて、どのように行ったのか、という実例
            (体験)をお話していきたいと考えています。
            
              ≫講演資料 PDF 696KB 
           
           
           
          
          
            この講座ではグループワークを通じて、チームプレイの大切さや楽しさを体験しながら、
            ファシリテーションとは何かについて理解を深めていただこうと思います。
            チームプレイで大きな成果をあげるのに必要なのは、なんと言ってもコミュニケーション。
            相手に自分の考えをいかに「見せ」、相手の思いをどのようにして「読み取るか」。
            仲間と協力していく上でどのようにしたら良いコミュニケーションがとれるのか、
            ゲームを取り入れながら楽しく参加者の皆さんと考えていきます。
            一方通行の講義スタイルではなく、皆さんの積極的な参加によって一緒に作っていくワークショップなので、
            気軽にご参加ください。
            
           
           
          
          
            JavaServer Faces(JSF; JSR-127)は最近、ポストStrutsとして注目を浴びはじめましたが、
            知っているものの使うのはまだというところではないでしょうか。
            この講演ではJSFがどのような仕様になっていて、何ができるのか、また、実装状況は
            どのようになっているのかについて解説します。特に、JSFの目玉となっているUI
            コンポーネントがどのようなものでどのような働きをするのか、さらに、プログラマ
            はどのようにしてUIコンポーネントを使うのかを詳しく説明します。また、Eclipse
            を使って動きを追いかけてみます。Faces、顔という名前が付いているこの仕様で
            いったい何が見えるようになったのかをご鑑賞ください。
  
            演習を体験したい方には、あらかじめEclipse 3.0.xとTomcat 5.0.xをインストールし、
            Tomcatプラグイン 3.0 が動くように設定しておいたパソコンをご持参していただきました。
            
           
           
          
          
            皆さんは「UMLモデリング」と聞いてどんな仕事を想像されるでしょうか?
            もしかするとパソコンの前で仕様書を読みながら、
            黙々とCASEツールに入力する場面を想像された方がおられるかもしれませんね。
            しかし要求定義段階のモデリング作業は、決してそんな「静かな」仕事ではありません。
            システムが提供すべき機能について、ユーザーや開発者と
            「ああでもない、こうでもない」と議論を重ねながら、
            ホワイトボードや模造紙の上にモデルを書いていく、
            とても「にぎやかな」仕事です。
  
            
            このためモデラーには、業務/システムに関する知識やUMLの書き方に加えて、
            セッションを盛り上げて意見を引き出し、
            出された議論をまとめていくファシリテーション能力が求められます。
            最近ではモデリングに関する良書が数多く出版されていますが、
            残念ながら書籍という媒体の性格上、
            そんな「コミュニケーション芸」の場面を描くのは容易ではありません。
  
            
            そこで今回、オブジェクト倶楽部のイベントの場をお借りして、
            要求段階で行われるモデリングのライブをやってみようと思います。
            関係者と議論を重ねながら、漠然とした要求をUMLによる概念モデルという
            「見える形」に表現していく過程を是非体験してみてください。
            
           
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