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オブラブ的RubyKaigi2006レポート

はじめに

現在のオブジェクト倶楽部にはそれなりの数の「Ruby好き」がいます。しかし、オブジェクト倶楽部というコミュニティーー「オブジェクト指向」を冠し・アジャイルプロセスへのコミットメントを表明する・日本のコミュニティとしては、Rubyは久しくアウェイでした。Rubyがアジャイル開発と親和性の高い・言語設計者が日本人の・オブジェクト指向スクリプト言語であるにもかかわらず、です。しかし、その状況も終わりつつあります。 昨2005年冬のオブジェクト倶楽部イベントではRubyのメイン開発者であるまつもとゆきひろさんをお迎えして、半ば無理矢理「Ruby is Agile」と言わしめ、明日(2006/06/29)に行われる2006年夏イベントではHikiやRuby@関西での講師などで有名なかずひこさんをお迎えして「Ruby道チュートリアル」を実施します。

今回の日本Rubyカンファレンス2006(RubyKaigi2006)ではオブジェクト倶楽部の運営母体である(株)永和システムマネジメントの名前で協賛企業リストに名を連ねました。Rubyに興味のある人がたまたまたくさんいてRubyを勝手に応援している、という段階を経て、組織としてRubyを勝手に応援する段階へと進みたいと考えています。RubyKaigi2006への協賛(と「Rails現象」:-)をその取っかかりにしたいと考えています。

とはいえ、組織は個人なくして成り立たないものでもあります。今回は、RubyKaigi2006に参加したオブジェクト倶楽部メンバーによるレポートをお届けします。RubyKaigi2006そのものについての記録は、Rubyist Magazine(るびま)のRubyKaigi特別号や参加者の詳細なレポートには敵わないと考えましたので、オブジェクト倶楽部の中の人は、RubyKaigi2006に参加して何を思ったのかを中心に書いてもらいました。お楽しみください。 Enjoy Programming! (角谷)

Rubyの今を見たい

  • 懸田

    前世紀からRubyを使っていたが、最近Rubyコード書いてないですorz、ああRakefileは書いてるや。ここ最近のフィーバー振りには、あまり追い付けていないのがちょっと残念。そんな自分がRubyの今をこの目で確かめたい!と思い初日だけ参加しました。

仕事でRubyを使いたい!

  • 西村

    RubyKaigi2006 に参加してきました.

    スポンサーチケットで参加した事もあり, 普段の Ruby 好きの視点で はなく, ここ数年のテーマでもある「興味のある事を仕事にしよう」= 「仕 事で Ruby を使いたい!!」という視点でレポートしようと思います.

ただのRuby好きです

  • 伊藤

    Rubyは、プログラミング言語の花形と思っているRubyist...というより、ただのRuby好きです。イベントでは、Rubyistの、Rubyistによる、RubyistのためのRubyKaigi 2006というライブ感を受けました。次回は、ぜひ中の人として参加したい。そんな思いにされた素晴らしいイベントでした。

(業務多忙につきレポートはありません。残念……)

  • ienaga

    Rubyライトユーザー。普段はJavaで仕事をしていますが、 合間にRubyに触れると癒されます。I Love Ruby. 感情にまかせて「びびっ」と感じた視点でレポートをしようと思います。

Rubyはあまり使ってないけれど...

  • あまの

    Rubyのコードはあまり書いていないが、ruby-listとruby-devは、ObjectDay2000でmatzの話を聞いてから購読している。Rubyの256本も一通り集めているし、「オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby」にはmatzのサイン入り。当然、ハチドリのスタンプつき。という、変なRubyマニア。

スタッフとして参加してきました

  • 山口

    LLもRubyも、あまり分っていない若造がスタッフとして参加しちゃいました。 当日はスタッフとして動いており、じっくりとセッションの内容を聞くことはできなかったのですが、 耳にとまった名言を集めてレポートします。

  • 西川

    ボランティアスタッフとして参加したことで、一味違った興奮と感動を味わうことができました。 楽しかったなぁ...。

  • 角谷

    「中世」以来のRuby好き。オブジェクト倶楽部のイベント運営実績を評価していただき、運営委員として潜入しました。会期中はセッションの内容に集中できなかったことは残念ですが、他では得難い経験と自分の信条に対する確信を持つことができました。当日スタッフを取りまとめた立場からの感想を書きます。

おわりに

日本ではじめてのRuby単独カンファレンス、という記念的なイベントに参加できて本当に幸せです。イベントとしては、スタッフの頑張りなくして開催はされませんが、そこに集まったRubyist達がいてこその盛り上がり、そしてその双方が噛み合ってこその成功であることは疑う余地がありません。

コミュニティというカオス的な同志の集まりから、あふれでている大きなエネルギーを、肌で感じたことから得られた体験は、文章ではうまくは伝えられていないかもしれません。残念ながら、当日参加できなかった方々も多くいることだと思います。そのような方が、オブジェクト倶楽部のメンバーが書いた参加レポートから、少しでもそのエネルギーの一端を感じ取っていただければ幸いです。(あまの)