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セッション

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プログラム

時間メニュー資料など
9:30開場 
10:00 - 10:15開会の挨拶 
10:15 - 11:00基調講演
平鍋 健児
アジャイル開発とトヨタ生産方式、そしてオブジェクト指向
~『リーンソフトウェア開発第二版』を踏まえた現状認識~
(751kb)
天野 勝
「リーン思考」よソフトウェア技術者に届け!
~『リーン開発の本質』のご紹介~
(1,834kb)
11:00 - 11:15休憩 
11:15 - 12:30主賓講演
酒匂 寛氏
「形式仕様記述を巡る話題」(426kb)
12:30 - 14:00休憩&お昼休み 
14:00 - 15:00講演
オブジェクトの広場
『OO 厨厨トレイン』 (オブジェクトの広場公式ページへ)
15:00 - 15:15休憩 
15:15 - 16:15ライトニングトークス
五十嵐 邦明
「果樹園式情報収集法- もし、世界の終わりが明日だとしても、僕は今日、macで種を蒔くだろう -」(Slideshare)
懸田 剛
Agileなプロダクトオーナーって何すればいいの? (Slideshare)
情報電子株式会社 佐々木 智子
JAVA LOVE(141KB)
佐藤 竜一
日記駆動開発(D3: Diary Driven Development)(928KB)
沢柳 晴司
ペアプロスターで楽しくペア作業!(2,048KB)
株式会社永和システムマネジメント 高橋 健一
ノルディックスキーにみる勝負のポイント(645KB)
株式会社永和システムマネジメント 長岡 あゆみ
Unitテスト効果の見える化(513KB)
株式会社永和システムマネジメント 西村 直人
Railsにしたら定時で帰れるって言ったのは誰だ?!(Slideshare)
 
(五十音順、敬称略)
16:15 - 16:45休憩 
16:45 - 18:15ワールドカフェ 
18:15 - 18:25終了挨拶 
18:25 - 19:00Ask the speaker & LEGO 

基調講演

平鍋 健児

平鍋 健児 (HIRANABE Kenji)  オブジェクト倶楽部主宰

オブジェクト倶楽部のメインキャラ。90年代にオブジェクト指向技術を追求しているうちに、アジャイルに心から共感し、「人」にめざめ、プロジェクト・ファシリテーションの体系化を進めている。

ソフトウェアは、人が人のために作るもの。この一点を外した瞬間に、目的は意味を失ってしまうと考えている。現在、永和システムマネジメント副社長、チェンジビジョン代表。

アジャイル開発とトヨタ生産方式(TPS)の共通点は、『リーンソフトウェア開発』でその一部が明らかになったものの、いまだに全貌は示されていませんし、完全に有効なマッピングはありません。いまだに試行錯誤が多く、現場では多くの悲しい勘違いも起こっている現実もあります。原因は、ソフトウェア開発の本質と、トヨタ生産方式の本質、その両方の経験と知識を持っている人が圧倒的に少なく、一方の知識で他方を語ってしまえる、と考えていることから生じることがあるようです。

この講演では、新しく日本語版が出版される『リーンソフトウェア開発』の第二版、さらに、現場でのプロジェクトファシリテーションやかんばん方式の概観をお伝えし、現在の日本の状況と、使える実践手法と原則をみなさんと議論したいと思います。

さらに、オブジェクト指向という技術が、「再利用技術」から「変更可能技術」へ焦点を移しながら、アジャイル開発の中でどのように生きているかをお話し、現在の「変化を抱擁する」プロセスのあり方の中核技術であることを確認します。

主賓講演

酒匂寛氏

酒匂寛氏 (SAKO Hiroshi)  (有) デザイナーズ・デン代表取締役

1958年生まれ。東京大学農学部獣医学科卒。同大学院修士課程中退。大手 SIベンダーにて、開発支援ツール開発、事務アプリケーション開発、ワークステーションのシステムプログラミングなどを行い、オブジェクト指向言語ならびに開発方法論に出会う。

1996年独立し、以来コンサルタントとして、リアルタイムシステム、大規模分散オブジェクト指向システム、クライアントサーバーシステムの改善、要求定義、分析、設計、開発、管理、環境構築等に携わる。最近のテーマは形式手法を取り込んだ、ひとに優しく、高信頼性、高生産性かつ省エネルギーな開発手法の研究。プライベートでは優れたバーの発掘が趣味。

  • 主訳書:オブジェクト指向入門第2版(翔泳社)、ソフトウェア要求と仕様(新紀元社)
  • 主著書:課題・仕様・設計(インプレス)

今回お話しするのは「仕様記述」を巡る話題です。
仕様がきちんと書かれていないために、苦労したという話はよく現場で聞かれます。では仕様をきちんと書くとはどういう意味でしょう。どうすれば仕様の品質を上げて余計な苦労をせずに済むようになるのでしょうか。しばしば仕様はwhat を書き、設計は how を書くものであるという言い方がされますが、具体的にはどのようなことを行えば良いのでしょうか。

こうした問題に取り組む技術の一つに「形式仕様記述」という手法があります。今回の講演では、仕様書の満たすべき要件にふれ、更に形式仕様記述の簡単な例を示しつつ、その位置付けについてお話する予定です。「契約による設計」に登場する諸概念(事前事後条件、不変表明)なども登場します。

形式仕様記述は未来の技術ではなく既に存在する技術です。講演では大規模プロジェクトへの形式手法の適用事例として、講師が実際に関わった「オンライン証券システム」ならびに「モバイル FeliCa チップ」の開発プロジェクトもご紹介致します。

セッション

オブジェクトの広場

オブジェクトの広場(OBJECT no Hiroba)  株式会社オージス総研

株式会社オージス総研「オブジェクトの広場」の活動開始は前世紀末(1999年)にまで遡ります。当時は、日本のオブジェクト指向コミュニティを立ち上げてやろうという志で設立されました。

現在は、月に一度、オブジェクト指向関連の話題を取り扱うWebマガジンを発行しています。ネタはいつでも募集中!
http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/index.html

来年の流行は、ずばり OO (オブジェクト指向)再発見でしょう。

最近は Rails発PofEAA経由で DDD の世界にたどり着く人や JavaScript を OO 言語として活用する人も多くなり、OO の裾野は広まっています。しかし、技術者の世代の変化やコミュニティを支えるメディアの移り変わり(NetNews/ML から Wiki/Blog へ)により、先人達の議論や知見がうまく継承されていない状況です。「温故知新」。最新の技術を追いかけるだけではなく、過去を振り返り自分達の立ち位置を確かめることも重要ではないでしょうか。

この講演では、オブジェクトの広場のナビゲートで日本における OO の過去、現在の世界の潮流、OO の未来を辿る旅に出ます。私達と一緒に先人達の知見を再発見し、これからの OO を想い描いてみましょう。

 ---- 時の列車デ○ライナー 次の駅は過去か?未来か?

ライトニングトークス

ライトニングトークス出場者募集!(11月30日締切り/12月3日(月)選考)

いつのイベントでも一番の人気を誇る、オブジェクト倶楽部のライトニングトークス!あなたの「話してみたいこと」と「ちょっとの勇気」を持って、ぜひご応募ください。テーマはどんなことでもOK!多くの皆様のご参加をお待ちしています。

参加申込
下記詳細を明記のうえ、メールにて2007xmas-event-staff at ObjectClub.jp (担当:千葉)までお申込みください。
選考にあたって必要な情報
  1. タイトル
  2. 講演概要
  3. トークス発表者名
  4. 会社名公開可否
  5. YouTube公開可否

ワールドカフェ

ワールドカフェ ワールドカフェスタッフ

オブジェクト倶楽部

ワールドカフェとは、テーブルごとに決められたテーマに沿って、参加者が意見を述べ合うというスタイルのワークショップです。多くの人が意見を持ち寄ることで、新たな気づきが生まれるでしょう。
http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/121.html