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NetBeansの紹介 | |||||
作成したモデルを実装してみましょう。ここでは、IDE(統合開発環境)である「NetBeans」を使います。NetBeansは、以下の特徴・機能をもちます。
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Sun Java System Application Serverの紹介 | |||||
作成したWikiプログラムを、Sun Java System Application Server(以下SJS App Server)で動かします。SJS App Serverは以下の特徴・機能をもちます。
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NetBeans、SJS App Serverのインストール | |||||
さっそく、NetBeans、SJS App Serverをインストールしましょう。
ここで利用したバージョンは、NetBeans IDE 4.1とSJS App Server 8.1です。SJS App ServerをバンドルしたNetBeasをインストールします。
ダウンロードNetBeansホームページhttp://www.netbeans.info/downloads/download.php?type=4.1 からsjsas_pe-8_1_02_2005Q2-nb-4_1-win.exe (90.08 MB) をダウンロードします。このファイル一つでインストール可能です。インストールダウンロードが完了したら、そのファイルをダブルクリックすることでインストーラが起動します。インストール先のフォルダなどを指定するだけです。起動WindowsのスタートメニューからNetBeansを起動します※NetBeans 4.1 日本語版もリリースされました。SJS App Serverとの連携も可能です。詳細はNetBeansのホームページ をご覧ください。 | |||||
プログラムコードの作成 | |||||
プロジェクトの新規作成ここでは、Webアプリケーションプロジェクトを 1 つ作成します。
プログラムコードの実装作成したプロジェクトの配置場所に、作成したスケルトンのソースファイルを配置すると、NetBeansが自動的にそのソースファイルを読み込んでくれます。 このスケルトンののソースコードを利用して実装します。 | |||||
プログラムの実行 | |||||
プログラムコードが出来たら、いよいよ実行です。NetBeansはSJS App Serverと連携して開発・実行がスムーズに行えるようになっているため、ビルドから実行までがワンアクションで可能です。
プロジェクトを選択し、右クリックして「Run Project」ボタンをクリックするだけです。 NetBeansによってSJS App Serverが起動され、Webアプリケーションの配備が完了します。その後しばらくすると、Webブラウザが自動的に立ち上がり、Webアプリケーションが実行され、初期画面を表示してくれます。 | |||||
さいごに | |||||
この特集では、JUDE、NetBeansを利用したWebアプリケーション開発の進め方を解説しました。
総じて言えば、この二つのツールに共通する特徴は、手間のかかる初期設定することなく、すぐに使えるという点にあります。
また雛形をテンプレートから作成可能なため、初心者にも優しいツールと言えます。
JUDE/Professionalはマインドマップ作成機能を保有しており、UMLとの連携も可能です。 NetBeansはApp Serverが同時にインストールされ、連携がとれているため、事前設定が少なくて済みます。 手っ取り早くJava開発をしたい人や、IDEを初めて使う人に向いているといえるでしょう。 ここでは触れませんでしたが、NetBeansは、JavaアプレットやJavaアプリケーションなど、 Swingのユーザーインタフェースを必要とするアプリケーションの開発も容易に行えるような エディタも組み込まれています。是非この記事を読みながら、手を動かしてみてください。 この記事により、みなさんがJUDEとNetBeansについて、少しでも興味をもっていただけたら幸いです。 | |||||
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