オブジェクト川柳コンテスト
2003年06月18日に第1号が発行されました「週刊オブジェクト倶楽部」ですが、 たくさんの購読者の皆さんに恵まれました。ありがとうございます。
そして、ナント!!!6月30日号が記念すべき50号になりました。パチパチパチー。
そこで、「週刊オブジェクト倶楽部」50号発行を記念して『オブジェクト川柳コンテスト』を開催しました。 購読者の皆さんのオブジェクト指向にまつわるエピソード、オブジェクト指向について日々思っていることを川柳にしてもらいました。 さて、いよいよ優秀作品の発表です。
特選(1名)
- 翻訳者サイン入り「リーンソフトウエア開発」: http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822281930/xp-jp22
入選(2名)
- 書籍
その他応募作品 たくさんのご応募ありがとうございました!
投票番号零:
オブジェクト オブジェクト指向初心者が、いくらオブジェクト指向を勉強しても、 あぁわからない なかなかすっきりと理解できず、もがき苦しんでいる様子を表した一句 オブジェクト hiroshi
投票番号一:
オブジェクト 初心者の頃はオブジェクト指向がわからず半信半疑で使っていたのに、 わかってくると わかってくるとそれ無しでは生きていけない気持ちを表現した一句 やめられない madpie
投票番号二:
オブジェクト オブジェクト指向を簡潔にまとめてみました。 クラス継承 ポリモーフ 永遠のオブジェクト指向初心者
投票番号三:
りそうだけ オブジェクト指向をこころざして壁にぶつかったあるプログラマが かなりおおきや オブジェクト指向って必要ないのではと葛藤しているさま オブジェクト 詠み人知らず
投票番号五:
お父さん、 継承し過ぎのプログラムを読むのって大変ですよね。 何してんの? 爺ちゃんに聞いて! ytaro
投票番号六:
その技術 交通安全標語みたいになってしまいました... あなた次第で 多態する F911
投票番号七:
OO(オーオー)を オブジェクト指向の書籍を読むと、 ずっと伏字と 「OO ではこのようにします」、「これが OO の特徴です」などのように、随所に OO と書かれているが、 思ってた 「どうしてここで伏字にしているの?ちゃんと書いてよ」と思っていたことを懐かしむ一句。 unibon しかしいまだに、つい伏字だと勘違いすること、しばしあり。
投票番号八:
オブジェクト 初心者がいきなり「オブジェクト指向をやるぞ~」と、志が高すぎると挫折しやすい。 指向を志向? はじめは、気張らずにたしなむ程度で良いのではないか、という姿勢を薦める一句。 まず嗜好 unibon
投票番号九:
さまよえど 深遠なクラスの森の暗闇の中。 いずこに灯り しるべとなるクラスの灯すあかりを見いだすことできず、 クラスの森 果てしなくさまよい歩く(延々とブラウズを繰り返す)様を表したもの。 kuboaki
投票番号十:
世の中の OOを志した全ての人が一度は考えること。 すべてをOOで ただ、それができずにあきらめる人が多いことも事実。 あらわしたい k1
投票番号十一:
知っている オブジェクト指向の本を何冊も読んでも、やってみると全く理解していなことに気づくとき。 つもりが怖い また、OOが市民権を得た現在、知ったかぶりするしかなく「知らない」とお互いにいえない状況のこと。 オブジェクト k1
投票番号十二:
オブジェクト オブジェクト指向の森に迷い込みネットや本や雑誌を読み漁るものの、 どこまでいったら 自分の答えに今ひとつ自信をもてないこと。ゴールはあるのか? ゴールなの? k1
投票番号十四:
人や物 従来型プログラマが、オブジェクト指向入門書のあまりにも抽象的な説明に困惑する様子 ソースに一体 どう書くの? kawabata
投票番号十五:
言語ごとに Visual Basic、Delphi、C++ Builderのような、ビジュアルコンポーネントユーザから出発した人、 全然違う JavaやC++などの静的なクラス設計から入った人。 オブジェクト ポリモーフィズムは関数ポインタテーブルの付け替えテクニックの別名だと思っている人。 結局オブジェクト指向の理論って言語依存性からは逃れられない気がします。 渋川よしき ピュアなオブジェクト指向というのは幻想。 言語非依存のスケーラブルなオブジェクト指向設計なんてありゃしない。UMLだってJavaだし
投票番号十六:
ペアプロの 一緒にプログラミングをする相手が近くにいないことへの嘆きと 相手はいつも Eclipseのコード修正やリファクタリング機能などへの賞賛を込めた句。 Eclipse すっぴー
投票番号十七:
何よりも 技術書の多くは技術解説に終始し、その技術の生い立ちや必然性についてはあまり触れてくれていない(特に和書)。 伝えるべきは しかし、技術は必要性・必然性の上に成り立っている。 その歴程 技術を自然に深く理解するためには、その歴程への理解がより重要であることを生意気にも訴えた句。 すっぴー 最近ではJavaから始めるって人も多いから、ますます気を付けていかなければならないのでは。
投票番号十八:
OOと ただの語呂遊び。こんな人もいるのかなぁ。 追いつめられて Oh嘔吐 すっぴー
投票番号十九:
太陽の Eclipseは使う側(開発者、OSなど)の良いところを最大限に引き出してくれる。 悪いところを 自分色に染めようとしない、その思想が好き。 Eclipse すっぴー
投票番号二十一:
再利用 オブジェクト指向開発を上司に納得してもらうときに面倒な説明を省略する手段を詠った様 言えば飛びつく どんなモノをどんな局面で再利用するかどうかなんて実は上司には見分けがつかない様を想像してほしい。 上司かな 516k
投票番号二十二:
名前付け オブジェクト指向といえば、名前付けに神経を使います。 仮よ仮よで しかしそのぶん名前付けに時間がかかるのも事実。 氷付け ついつい忙しさにかまけて仮でこんな名前でいいよね、後で変えれば、と軽い気持ちで名前をつけたまま忘れてしまい、 あまぴょん 気づいたら納品日になってしまい、変更することが出来ない状況を風刺した一句。
投票番号二十三:
OOP オブジェクト指向プログラミングを最初に学んだ時、 読む、聞く、見るより (本を)読む、(経験者から話を)聞く、(人のソースを)見るをしてもイマイチピンとこなかったので、 書いてみる 実際に書いて、直してを繰り返してきっかけを掴むことができた。その時の様子を表した一句。 やまぎぃ
投票番号二十四:
長男と 息子といつの日か一緒にペアプロしたいという新米お父さんのささやかな夢を詠った一句。 ペアプロしたいが まだ二ヶ月 Akiyah