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●┃● ● オ ブ ジ ェ ク ト 倶 楽 部 ■ ┃
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No.306 2009/12/02
■ I N D E X
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┣【Topics】「オブラブ2009忘年会」ライトニングトークス、トーカー決定!
┣【Topics】「アレグザンダー祭り」早期割引は12月4日まで!
┣【プログラミング】Let's Try 受入テスト [1]
┣【コラム】僕の営業日記 [11]
┃ 〜改善を導入する3つの要素〜
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
〇 「オブラブ2009忘年会」ライトニングトークス、トーカー決定!
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「オブラブ2009忘年会」のライトニングトークスのトーカーが決定しました!
多数のご応募の中から選ばれたトークスのタイトルと概要を、イベントページ
にて公開しましたので、ぜひご覧ください!
また、まだイベントにお申込みでない方はお急ぎください!
●オブジェクト倶楽部2009忘年会
日時:2009年12月18日(金) 19:30開始
場所:ダーツバーBENOA(ベノア)上野店
詳細およびお申込みはコチラから!
→ /event/2009winter/
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〇 「アレグザンダー祭り」早期割引は12月4日まで!
〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・
「アレグザンダー祭り」では、早期割引を実施しております。12月4日(金)まで
にイベントにお申込み&参加費をお振り込みいただいた方は、イベント参加費
がお安くなります。ぜひ、早期割引をご利用ください!
また、ライトニングトークスのご応募も受付中です。奮ってご応募下さい!
●オブジェクト倶楽部2010初春アレグザンダー祭り
日時:2010年1月15日(金) 10:00開始
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)
詳細およびお申込みはコチラから!
→ /event/2010alexander/
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┗【プログラミング】Let's Try 受入テスト [1]
● はじめに
IENAGAです。今回から連載テーマが変わります。私の中で、今一番関心のある
テーマ、「受入テスト」です。受入テストは、XP(エクストリームプログラミン
グ)のおなじみのキーワードです。
連載前半は、プロジェクトで受入テストを導入するメリットは何か、受入テス
トは何をする活動なのか等を探ります。後半は、受入テストを自動化する際に
利用されるツールであるFITやCucumber等を探ります。
連載予定の関連キーワードは、
-Whole Teamと受入テスト
-Pattern Languageと受入テスト
-Ubiquitous Languageと受入テスト
-User Storiesと受入テスト
-Facilitationと受入テスト
-Test Driven Developmentと受入テスト
-Example Driven Developmentと受入テスト
-Behavior Driven Developmentと受入テスト
-Executable Specficationと受入テスト
-Backlogと受入テスト
-Potentially Shippable Productと受入テスト
-Specification WorkShopと受入テスト
-Test as Documentation、Test as Specification
-Fit(受入テスト向けの自動テスティングフレームワーク)
-Cucumber(受入テスト向けの自動テスティングフレームワーク)
などなどです。
● 参考文献
この連載にあたり、私が主に参考にする文献を挙げます。
『Bridging the Communication Gap』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0955683610/xpjp-22
受入テストをメインテーマにしたユニークな本です。ビジネスアナリスト、顧
客、開発者、テスター間のコミュニケーションギャップを埋めるのは受入テス
トであるとして、その具体的な方法について記述しています。
『実践アジャイルテスト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798119970/xpjp-22
アジャイル開発におけるテスト全般について記述しています。ウォータフォール
型のソフトウェア開発でテストを専門に行っていた人が、非ウォーターフォール
型のソフトウェア開発に移行する際に、具体的にどのように振る舞えばよいの
かのヒントが多数記述されています。
『xUnit Test Patterns』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0131495054/xpjp-22
Unit Test全般について、開発者向けにすばらしい語彙体系を提供しています。
本テーマの受入テストについて詳しく記述していませんが、本書に記載されて
いるTest as Documentation、Test as Specification等から、受入テストの重
要な要素について読み取ることができます。
『Domain-Driven Design』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321125215/xpjp-22
受入テストに関する本ではありませんが、本書の中で記述されているドメイン
専門家と開発者が協力してドメインモデルを作り込んでいく様子は、本テーマ
と深く関連しており、参考になります。
『User Stories Applied』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321205685/xpjp-22
ユーザストーリに関するのバイブル本です。Cucumberを受入テストのツールと
して選択した場合、受入テストとユーザストーリは密接に関連します。
『アジャイルな見積りと計画づくり』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839924023/xpjp-22
計画づくりについて詳しく記述されています。計画づくりを端的に説明すると、
「繰り返し"何のフィーチャ(機能)を""何時までに"つくるかを決める活動』で
す。"何を""何時までに"つくるかのSMARTな目標を立てるのに、受入テストが深
く関係しています。
『アート・オブ・アジャイル デベロップメント』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113954/xpjp-22
XP入門に最適な本です。XPの全体の中の受入テストの活動が、その他のソフト
ウェアづくりの活動と、どのように相互作用するかを標榜するのに役立ちます。
『パターン、Wiki、XP〜時を超えた創造の原則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774138975/xpjp-22
この本を読めば、パターン、Wiki、XPの源流にあるアレグザンダーの思想を知
ることができます。私が受入テストに興味を持ち出したきっかけのひとつは、
アレグザンダーの思想です。「アレグザンダーの影響を受けたケントベックや
ウォードカニンガムは、XPで何を実現しようとしたのだろうか」「ウォードカ
ニンガムはなぜWikiやFitを作ったのだろうか」などなど思いを巡らすうちに、
受入テストに注目するようになりました。
アレクザンダーについては、来年1月15日にイベントがありますのでこちらも:-p
/event/2010alexander/
● 次回予告
次回は、XPでおなじみであるWhole Teamと受入テストから、受入テストを導入
する嬉しさについて、触れたいと思います。(IENAGA)
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┣【コラム】僕の営業日記 [11]
┗ 〜改善を導入する3つの要素〜
こんにちは。Hiroshiです。今回も僕が営業をしている中で、いろいろ体感した
ことを皆様と共有できればと思っています。今回は、改善を導入する3つの視点
を紹介できればと考えています。
カイゼンのコンサルティングサービスを始めたころは、現場カイゼンの推進部
門から声をかけてもらうことが多くありました。そのため、サービスの目的、
目標、手段は似ていました。しかし、ここ最近では、推進部門だけでなく、経
営層、組織長や現場、からも声がかかるようになってきました。当たり前です
が、立場が違えばカイゼン導入の目的、目標も変化し、それによって手段も変
わってきます。それらの経験則から、カイゼンを導入していくに当たっての方
針(目的、目標、戦略、手段)は以下の3つの視点から導き出されるのでは、と考
えています。
要素1 発案者
→推進部、トップダウン、ボトムアップ
要素2 導入手段
→セミナー中心、フォローアップ中心、パイロットプロジェクト中心
要素3 現場特性
→会社風土(共通の価値観)、事業特性、生立ち、等
これらを調べることで、導入先が変化(カイゼンの導入)に対してどのような反
応を示しやすいかを事前に想定することができ、その反応に対する方針を策定
するためのインプットとしています。
例えば、発案者の要素からは次のように読み取れます。現場カイゼンを導入す
る上で重要になるのは、導入先の動機付けになります。発案者が誰かによって
特徴があります。ボトムアップである場合は、実際に手を動かす人達は動機付
けされているため、うまく上層部の方のうれしさとリンクさせる必要がありま
す。トップダウンの場合は、逆に上層部の方がうれしさは理解しているため、
そのうれしさをいかに現場の人達の身近なうれしさと繋げるかが必要になりま
す。推進部の場合は、第三視点から導入先の課題、うれしさを見つけることが
でき、現実のしがらみに捕らわれられずに推進することが可能です。
これ以外にも、導入手段、現場特性からも読み取れることはでき、また、次の
機会にでもご説明できればと考えております。
現場カイゼンとは、導入される方が主導となり、我々はその活動を推進するた
めに、戦略や手段を企画提案・実施しています。このような進め方の紹介が、
始めてみようと考えている方の参考になれば幸いです。(Hiroshi)
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
今週は「飲み会の幹事になったことある?」のホントのところ。
日程調整・お店の予約・お料理や飲物の注文・酔った方の介抱などなど、飲み
会の幹事は大忙し!大変な役目ですが、飲み会が盛り上ると達成感を感じます
よね。みなさまは、飲み会の幹事のご経験はありますか?
ほぼ毎回幹事です。
/special/kininaru/vote?vol=271&choice=0
2回に1回は幹事です。
/special/kininaru/vote?vol=271&choice=1
数回あります。
/special/kininaru/vote?vol=271&choice=2
一度もありません。
/special/kininaru/vote?vol=271&choice=3
それは秘密です。
/special/kininaru/vote?vol=271&choice=4
ちょっと語らせて!
詳細をこのメールに返信ください!!
アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「師走はホントに忙しい?」の結果は公開中。ぜひご覧下さい。
⇒/special/kininaru/vol270/PlonePopoll_results2
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┗編集後記
こんにちは、編集人のナガタユウコです。2010年版オブジェクト倶楽部カレン
ダーが出来上がってきました!今年は表紙を含め全体的な色味が変わり、去年
までのカレンダーとはまた違った仕上がりになっています☆ このカレンダーは
オブラブ忘年会イベントでノベルティとしてプレゼントする予定ですので、ぜ
ひ忘年会イベントにご参加ください!
今週の強引な一言
*** 生酔本性違わず(ことわざ) ***
酔っても、本来の性質は変わらないこと。
普段は無口なのに酔うとよく喋ったり、いつもニコニコしているのに酔うと厳
しい口調になったり、周囲にそんな方はいませんか?「お酒が入っているせい
だろう」と聞き流してしまいがちですが、実は本音を伝えてきているのかも。
忘年会シーズン到来。2009年を締めくくり2010年を気持ちよく迎えられるよう、
有意義なお酒にしたいものですね。
出典参考:故事ことわざ辞典 東京堂出版
(ナガタユウコ)
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