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●┃● ● オ ブ ジ ェ ク ト 倶 楽 部 ■ ┃
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No.268 2009/01/28
■ I N D E X
┃
┣【プログラミング】オブジェクト指向言語:JavaScript入門 [4]
┣【PF】たまには仕事に役立つコミュニケーションのヒント [23]
┃ 上司をコーチする
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
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┗【プログラミング】オブジェクト指向言語:JavaScript入門 [4]
● はじめに
jQueryを学習中です。今回は、Selectorsについて学習します。
Htmlの基本構造は、複数の要素(element)がツリー状に構成されています。
JavaScriptを使って、複数の要素の中からある特定の要素を選択したい場合に
基本APIのみで記述すると、煩雑な記述になりがちです。
そこで、jQueryのSelectorsです。
Selectorsを使えば、ある特定の要素を選択する記述が簡潔に書けます。
http://docs.jquery.com/Selectors
選択方法は、いくつかバリエーションがあります。
今回はこの中から、#idを使った選択方法を確認します。
jQueryのAPIリファレンスの#idを見てください。
http://docs.jquery.com/Selectors/id#id
のView Sourceタブをクリックすれば、ソースが参照できます。
サンプルでは、id属性がmyDivである要素を選択したい場合のjQueryの記述方法
が示されています。
HTML側;div要素には、id属性があります。
<body>
<div id="notMe"><p>id="notMe"</p></div>
<div id="myDiv">id="myDiv"</div>
</body>
jQueryでid属性がmyDivである要素を選択したい場合は、下記のように、
$("#myDiv")になります。
jQuery側;「#myDiv」でid指定で要素を選択
<script>
$(document).ready(function(){
$("#myDiv").css("border","3px solid red");
});
</script>
● 終わりに
jQueryのSelectorsのうち#idを使った要素の選択方法について学習しました。
jQueryのAPIリファレンスは視覚的にわかりやすくいいですね。
次回も、Selectorsについて調べていきます。(IENAGA)
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┣【PF】たまには仕事に役立つコミュニケーションのヒント [23]
┗ 上司をコーチする
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。上田雅美です。
● あぁ。上司を何とかしたい!
仕方ないことでもあるのですが、役割や立場が違うと見えてくるものが随分と
違うことがあります。
ITのプロジェクトチームで仕事をしていた時、メンバー一人一人と接触してい
る時間は私の方が長かったために、個人的な思いも重なり「あぁ。違うって!」
「そうじゃないの!」何度となく上司に対して心の中で叫んだことがありまし
た。同じような思いを今持っているという方、いらっしゃいます?
正直なことを言うとそこが私のコーチングに向かうスタートであり、学習を進
めながらどのように上司と関わってゆくのかを改めて考えた出発点でありまし
た。
● 上司をコーチする
コーチの共通用語で上司をコーチすることは「コーチングアップ」と呼ばれて
います。
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【コーチングアップ】の目的は社内政治や駆け引きのためでなく「自分自身と
上司そして組織が最大の成果を得ること」にあります。
最近のリサーチによれば、優秀なマネージャーは日頃から部下育成と同じぐら
いのエネルギーと時間を、上司とのリレーションを創造していくために使って
いるといわれています。
引用:株式会社コーチエィ Biz Coach Magazine
http://www.coacha.com/mag/detail.html?m_id=4
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私にこの問題について新しい視点をもたらしてくれたのは、上場会社で役員秘
書の仕事をする、共にコーチを学習する仲間とのおしゃべりでした。
彼女は実に自然に上司の独り言に付きあっていました。
「明日の打ち合わせだけど、準備はいつもの資料でいい?」
「もうすぐお客さんの人事異動があるけど、お祝いにはお花を贈ろうか?」
その上司はある程度のことはご自身で決めているご様子ですが、そのことにつ
いて「はい。間違えありません」「大丈夫だと思いますが、何かご心配ですか
?」などと、時には安心させたり心配事を汲み取ったりと自然に会話の糸口を
見つけてゆくことが仕事の土台だったそうです。
ここで私が反省したのは、上司に対してリクエストがあるならば率直に伝える
ことが必要で、それができていなかった(無理に気づかせようとしていただけだ
った)ということと、上司のニーズがまるで把握できていなかったということで
した。
そう分かった時点から、自然に上司と管理する側とされる側ばかりではなく、
同じ目的に向かうパートナーとして少し立ち居地が変わったような感覚で仕事
をするよう意識を変えました。
そうしたら、今まではイライラしていたことが、気がついたら、随分と少なく
なっていたことが起きたのです。
● 上司を理解する
上司を理解するといっても、社歴やスキルなどという表面的なことではありま
せん。私がコーチングアップにチャレンジしたときには、上司の「仕事観」に
ついてよく話しました。これはメンバーに対しても同じことをしていました。
例えば、
・仕事のスピード感について
・責任感についてはどんな風に考えているか?
・チームに、メンバーには何を求めているのか?
・こだわりはどんなところにあるのか?
・仕事に対してどんなエンジンを持っているのか?(情熱など)
それらを上司に話してもらうために、自分のことも多く語り自己開示したとも
思います。
いまどきのプロジェクトは数ヶ月で発足と解散を繰り返す傾向にありますが、
基本的に会社組織のメンバーに大幅な変更がないものを前提とすると、こうし
たやりとりは、非常にアナログで時間がかかりますが長い期間をかけて分かり
合ってゆくことができ非常に安定した関係をもたらしたと今では思います。
● 質問をきっかけとして対話を繰り返す
まず訪れたのは、具体的に、上司のために役に立つような行動ができるように
なったことでした。
お互いが理解できてくると「これは耳に入れておいたほうがいい情報だ」と上
司のアンテナが立っている部分にサポートをすることができるようになりまし
た。その後は、実際に会話の質が変わってきました。
自分の中で
・上司の意見やアドバイスが欲しい
・確認をしたい
このふたつの目的に対して、率直なやり取り(会話)が短い時間でできるように
なってきました。
短いやり取りで問題を解決したりものごとを進めることができるようになって
くると、同じ時間で多くのものごとが解決に向かうようになってきます。
自然と仕事が効率的に行われるようになって、随分と仕事を楽しく感じること
ができたことを強く覚えています。
● 上司も人なり
思い出話のような今回の話ですが、ようするに「無理にどうにかしよう」とい
う意図のコミュニケーションでは、どんなに頑張ってもエネルギーばかりを使
いすぎて何も起きなかったということがよく分かりました。
これは、同じチームのメンバーとも同じことでした。
指示命令型や、リクエストなどといった直接的なやりとりと両輪で、お互いを
コーチしあう環境ができあがってくると理想的ですね。
上司に対しては「話を聞かない」「いつも一方的」などといった声を聞くこと
が多いのですが、上司も人であることは間違えありません。お互い共通の目的
のためによくその人の背景を理解しあい、本当のチームになることがコーチン
グアップの極意ではないでしょうか?
2009年は上司をコーチしてさらにいい仕事をしてくださいね。(上田雅美)
● アネゴ企画
http://www.anego.biz/
● アネゴの日記
http://blog.goo.ne.jp/cs_jenniffer/
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
今週は「冬の飲み物といえば?」のホントのところ。
冷たい風に吹かれて冷えた体に嬉しいのが温かい飲み物。カフェでホッと一息
ついたり、自動販売機で買った温かい缶をポケットに入れたり。みなさまの冬
の定番の飲み物はなんですか?
冬に限らず、一年中コーヒー/紅茶です。
/special/kininaru/vote?vol=233&choice=0
なぜか甘いココアが飲みたくなります。
/special/kininaru/vote?vol=233&choice=1
コーンポタージュスープが好き!
/special/kininaru/vote?vol=233&choice=2
しょうが湯で体の中からポカポカです。
/special/kininaru/vote?vol=233&choice=3
オフィスでは飲めませんが・・・熱燗!
/special/kininaru/vote?vol=233&choice=4
それは秘密です。
/special/kininaru/vote?vol=233&choice=5
ちょっと語らせて!
詳細をこのメールに返信ください!!
アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「仕事場での防寒はどうしてる?」の結果は公開中。ぜひご覧下さ
い。
⇒/special/kininaru/vol232/PlonePopoll_results2
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┗編集後記
こんにちは、編集人のナガタユウコです。先週金曜日、毎年恒例となっている
「カニの会」が社内で開催されました。業務終了後会議室に集まり、福井名産
のズワイガニ約80杯とビール・日本酒をみんなで堪能しました♪私は今年で二
回の参加なのですが、去年の会がとても楽しく、こういう恒例行事が続いてい
くのはステキだなと思ったので、今年は幹事役をかってでました。最初はほん
の思いつきで始まった会だったかもしれませんが、こうやって伝統になってい
くのかな、そうなってほしいな、なんて思ったりしたのでした。(全然編集後記
じゃない><)
オブジェクト倶楽部カレンダーの2009年2月分の電子データを公開します。
2月のカレンダーは「リーンソフトウェア開発の7つの原則」です。日本のもの
づくりの「よいところ」をベースとして、その根底にある理念をソフトウェア
開発向けの原則としてまとめたものが、今回のリーンソフトウェア開発の7つの
原則です。日本のものづくりとソフトウェア開発に共通する原則は、どれもフ
ムフムと考えさせられる内容で興味深いです。ソフトウェア開発だけでなく、
もっと普段の色々な局面でも応用できそうです。もし、リーンソフトウェア開
発についてもっと知りたくなったら、以下の本などいかがでしょう??(西村)
『リーン開発の本質 ソフトウエア開発に活かす7つの原則』
http://www.amazon.co.jp/dp/482228350X/xpjp-22
カレンダー電子データ
/special/#calendar
今週の強引な一言
*** 詞(ことば)は心のつかい(ことわざ) ***
言葉は心に思う事を発表する道具であること。
当たり前のことですが、心で思っていても、外に出さなければ伝わりません。
自分の思いを伝えたい時には、声で、文章で、言葉にして相手に伝えることが
大切です。また、言葉は自分の思いを伝えるものだと認識して、自分の発言を
大切に、軽々しくならないよう、丁寧に使いたいですね。
出典参考:故事ことわざ辞典 東京堂出版
(ナガタユウコ)
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