矢崎です。
Kaoru Hosokawaさん wrote:
>
> > システムが複雑になりすぎた場合には、思いきった手をうつCourage
> > (勇気)が必要な場合もある。
> >
>
> ゼロから書き直したいですよね。ただ、3ヶ月経ってから「書き直します。」といっ
> たら、だれも聞いてくれませんよね。short release があるからこそできることです
> ね。XPの一部だけを実行しても、うまく行かない例のひとつでしょうか?それじゃ、
> XPがうまくいく最小限の practices はどんなのでしょうか?
XPの特徴の1つが、変更することをあたりまえとする、変更するこ
とは悪ではない(必要悪ですらない)ということだと思いますが、私
たちは長い間それとは反対の考えできたために、その旧い?常識
を変えていくのは、非常に困難ですよね。でも私たちは、そろそろ
建築分野などへのアナロジーをやめて、ソフトウエアが本来的に
持つ最も理にかなった方法論を採用すべきなのだということなの
かもしれません。
ではそのもっとも理にかなった方法論を支える、最小限のpractice
は何でしょうか?私はわかりません^^;;。
おいおいMLで議論したいですね(^^)
>
> 顧客にシステムを見せる立場から、書いています。
>
> この「シンプル」も難しいもので、大きなシステムを作っている場合、何かが動き始
> めるまで(目で確かめられるまで)には、何ヶ月もかかってしまうことがあると思い
> ます。シンプルかつ顧客にデモできるものを作ろうと言うことですね。
>
私もXPを知ってから、プログラムを書く(設計するも含む)時に、「シン
プル」を心がけようとしています。しかし、なかなか難しいと感じています。
例えば、ある程度柔軟性をもたせようというのが、私がこれまでやって
きて身についた方法の1つなのですが、それは果たしてシンプルに
対立することなのかどうか?です。
これも例えばなのですが、デザインパターンにしろ、Fowlerのアナリシス
パターンにしろ、ある種の柔軟性、再利用性、拡張性のようなものを
ねらいとしているところが多いと思うのですが、これらはXPのシンプル
と対立するものなのでしょうか?
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矢崎 博英 <firo@....jp>