上手@データ通信システム です。
Ron Jeffries のホームページにクライスラー C3プロジェクトの概要が
載っていたので、参考までに紹介します。
#申し訳ありませんが、判らない単語教えて下さい。
http://www.armaties.com/rjchry.htm
包括的な賃金支払いシステムで、legathyシステムをほとんど置き換えた。
・DB/2、Sybaseへの接続
・legathy flat 入力ファイルの接続
・legathy 出力ファイルの作成
・GemStoneで全ての賃金支払いデータを保存
・連邦、州、ローカルの商業税金パッケージへのインターフェース
賃金支払いの下記の複雑な内容を実装している
・Overtime:残業
・ShiftPremium:シフト勤務プレミアム
・Disability Pay:??
・Savings:預貯金?
・Flex benefits:年金(401k)とか?
・Wide range of deductions and refunds:控除とか支払い?
実装はVisual Works(ParcPlace-Digitalk、コード管理は OTI Envy
実際の生産システムはGemStone、GUIはVisual Works
1000unit test :全てのキークラス
500 functional test :特定の支払い状況(end-to-end)
強力なテストルールが、頑強で柔軟なシステムのrapid開発のキーだ。
同じHPにある Crysler Goes to "Extreemes" というPDFの
Distributed Computing 1998/10 の記事によると、一年ちょっと前に
完全に崩壊して全コードを廃棄したプロジェクトをKentのXPを採用して
再度立ち上げ、ゼロから作り直したとあります。対象は10,000人の
月給従業員で各週給、週休の社員に拡張されつつあるそうです。
C3チームは20人で Kent Beck,Martin Fowler,Ron Jeffriesなど。
結語:
c3チームは非常に困難な状況でスタートし、高品質のソフトウェアを
納期までに予算内で納めることができた。simplicity,communication,
testing,aggresiveness が規律高いチームに適用されたことで、我々の
誰もが経験したことのないような最高の結果をえることが出来た。
ここまで言い切れるのは、すばらしいですね。
PDF記事を読んで、面白いところがあれば紹介します。
(以上)