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Date:  Fri, 7 Apr 2000 10:41:21 +0900
From:  Sugisaku Nakao <sugisaku.nakao@....jp>
Subject:  [XP-jp:00138] XPractices 【 29. They're just rules 】 (案 )
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <38ED3CB5246.745FSUGISAKU.NAKAO@jfita02>
Posted:  Fri, 07 Apr 2000 10:41:09 +0900
X-Mail-Count: 00138

中尾です。

直訳では言葉が足りないところがあったので、多少意訳の部分があります。
#もっとも意訳が間違っていたら問題ですが…。
#直訳にして注釈をつけたほうが良いのでしょうか?

[それはルールです!]

Alistair CockburnとKentそして私は、eXtreme ProgrammingとAlistairが作成
している軽量の開発手法に関して電子メールにで談笑してきました。お互いを
知ることの一部として、私たちはお互いのあれこれを指摘し、自分たちのプロ
セスを防衛していました。

Alistairはこう言いました:
 eXtreme Programmingは、「私の方法をに従うか、さもなくば出て行け」と
 述べています。
 私の哲学的スタンスでは、個人の違いを最大限に認めることにしています。
 (C3プロジェクトがそのやり方で利益を得たことは、認めないわけではあり
 ませんが。)

これは少し違います。
ここにAlistairに対する私の返答があります(多少編集されています):

 これに関して黙っていたくなかったのですが、XPは、そのようなものがある
 とすればですが、「私の方法に従うか、さもなくば出て行け」とは言っては
 いません。全く逆です…我々がC3プロジェクトで使用するXPのようなルール
 は、チームが拠り所とすることに決めた規則です。そしてチームは、「我々
 の方法に従うか、さもなくば出て行け」と言います。しかしチームのルール
 の中では、個々の違いを認めています。いくらかのエリア(ユニットテスト
 を記述し、リリースする前にユニットテストを実行する)においては、違い
 はほとんど認めません。他のものにおいては、多くの違いを認めています。
 しかし、決して多すぎることはありません。なぜなら、我々のやり方こそが
 我々のチームの内部的社会契約だからです。

 Kentと私は難題について論ずるのが好きです。XPルール-C3バージョン-は、
 完全停止から全速力までC3チームを加速するプロセスの一部として発展して
 きました。多くのことを学びました。私も実に多くのことを学びました。
 Kentは多くの考えをもっていますが、私の見た限りでは、彼も同様に多くの
 ことを学んだようです。

これが、そのやり方です:
ここで非常に強く主張されているルールは、私のルールでもKentのルールでも
ありません。これらはチームが大切にしているルールです。私たちは全てのメ
ンバーがこれに従うことを要求します。なぜなら、私たちはこのルールが私た
ちを効果的にすると信じるからです。状況が変わったり、私たちが更に良いア
イデアを思いついたとき、私たちはルール変更の可能性について論じ、そして
しばしばルールを変えます。

つまり「それはルールです!」は私たちのルールの一つなのです。
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Copyright (c) 1999, REJeffries et al. (ronjeffries@....org)

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日本フィッツ(株) 情報技術研究所
 中尾 杉作
e-mail: sugisaku.nakao@....jp
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