こんにちは、かみて@品質推進部@ISO9001担当 です。
参考情報です。
CMMも SPAに名を変えて ISOでの標準化が進行中です。
SPAは、CMMをSLCP(ISO/IEC12207:JIS X 0160)
(「共通フレーム98-SLCP-JCF98-」)の
用語で書き直したものだそうです。
SPA:Software Process Assesment
SLCP:Sofutoware Life Cycle Processes
(では)
At 09:26 00/04/04 +0900, you wrote:
> 平鍋です.
>
> 以前,本場 ML の方でも XP と CMM(Capability Maturity Model)
> との関係について前に盛り上がっていましたが,以下の本を読んで
> 見ました.
>
> ---------
> 書名: 成功するソフトウェア開発 - CMM によるガイドライン
> 原著: The Capability Maturity Model: Guidelines for
> Improving the Software Process
> 著者: Carnegie Mellon University/Software Engineering Institute
> 訳者: アンダーセンコンサルティング
> 出版: オーム社出版
> 値段: \6,500
> ISBN: 4-274-078671-1
> ---------
>
> CMM によると,ソフトウェアプロセスの成熟度には5段階あるという.
>
> (1) 初期段階(Initial)
> (2) 再現可能段階(Repeatable)
> (3) 定義段階(Defined)
> (4) 管理段階(Managed)
> (5) 最適化段階(Optimizing)
>
> 第1段階を除く各段階には,KPA(Key Process Area)が定義されてい
> る.例えば,第2段階には,「要件管理」,「プロジェクト計
> 画」,「プロジェクト管理」などなど,第3段階には「研修プログ
> ラム」,「統合ソフトウェア管理」などなど.
>
> また,それぞれの KPA は「キープラクティス」という観点から定
> 義されている.
>
> この本で最も面白かったのは,第5段階まで達していると認められ
> ているプロジェクトの例である.なんと,IBM ヒューストンのス
> ペースシャトルプロジェクトの事例が詳しく解説されてる.
>
> 以上です.
>