西川のRubyKaigi2006レポート
前日準備 6/9(金) 雨
14:00に会場に集合しましたが、Rubyコミュニティと別段深く関わっていたわけではないので運営委員の方や他の当日スタッフの方の名前も顔もよく分かりませんでした。ハンドルネームなどを聞くと「あー、あの人か」とブログを拝見している方ばかりです。知っているようであんまり知らない人と顔をあわせ、一緒に働くというのはとても不思議な感じです。 メンバーはみんな優秀で手際がよく、モチベーションも高かったように思います。お手伝いしたくて来ているので当然といえば当然かもしれませんが。予定していた時間よりも早く前日準備が終わりました。誰もいない広い会場にイスがきれいに並べられています。会場が日本中(世界中?)から来るだろうRubyistたちを今や遅しと待ちわびているように感じられました。
RubyKaigi2006 第1日目 6/10(土) 快晴
当日スタッフは8:30に会場前正面玄関に集合でした。「朝遅刻しないで集合するという第1関門を突破した」というogijunさんの言葉が印象的でした。私は朝は会場前で誘導をやってました。「おはようございます」と挨拶すると挨拶を返してくれるRubyistたちのフレンドリーさが前日準備で疲れた私の体を癒してくれました。We are nice!!まつもとさんが1人でふらっと来場しました。レッドカーペットがあったら面白かっただろうに。 日中はマイク係や1Fで門番をしてました。さしたる遅れや問題も発生せず無事プログラムを消化することができました。かずひこさんの冷静な司会ぶりが光っていたように思います。セッションでは田中哲さんの「使いやすいライブラリAPIデザイン」が面白そうでした。あとで読む、と。それとNaclの井上社長はプレゼン上手ですね、私ごときが言うのは何ですが。 仕事があるのでセッションに集中することができなかったのはちょっと勿体なかったですが、それ以上に当日スタッフとしてTシャツを着て、自分がRubyKaigi2006に参加していることに誇りと満足感を感じます。 懇親会では色んな人とお話しすることができました。あまり「はじめまして、こんにちは」みたいなのは得意ではないのですが、ああいう場所では積極的になった人の勝ちですね。角谷さんを見ててそう思いました。私はDHHさんにオレンジジュースを注いで乾杯することができました。超興奮!DHHさん(とその彼女)はお酒が飲めないのか、日本のビールが口にあわないのか、オレンジジュースばかり飲んでたようです。写真を撮られまくってましたね。
RubyKaigi2006 第2日目 6/11(日) くもり/雨
2日目(前日準備から数えると3日目)ともなるとスタッフの意思の疎通も大分スムーズになっていたように感じられます。2日目はRubyで作られたアプリケーション、とくにRailsにフォーカスしたセッションが多かったようです。そういう構成になってたのか、と今ごろ気づきました。2日目ともなると体が疲れて、正直言ってあんまりセッションの内容はアタマに入りませんでした。Railsはどんどん新しい機能やTipsが増えていってるようですね。最近とんとご無沙汰なのでもう一度勉強しなおさなければ、ということが分かりました。 毎度おなじみライトニングトークスでは須藤さんがすごかったです。携帯、風博士からRabbitを操作していたようですが、すごすぎてすごさがあんまり伝わらないところが須藤さんらしくて笑えました。 高橋会長の終了の挨拶では参加者のみなさんから拍手をたくさんいただきました。ありがとうございます、感無量です。しかし当日スタッフとしては会場の後片付けに気をやりすぎて参加者の方を見送る精神に欠けてしまった点が悔やまれます。これはオブジェクト倶楽部のイベントでも気をつけなければいけないと思います。後片付けもあっという間に終わり運営委員の方とスタッフでKPTを行いました。KPTが出るわ出るわ、模造紙がいっぱいになってしまいました。そのあと角谷さんと高橋会長の挨拶を経て無事当日スタッフとしての作業はすべて終了しました。真摯にアタマを下げる高橋会長に胸が熱くなりました。本当にお疲れ様でした。
参加者、運営委員の方や当日スタッフの方に支えられて無事RubyKaigi2006は終わりました。当日スタッフだった私の目から見てもすばらしいイベントだったと思います。毎年イベントやったら色々大変だろうから、4年に1回W杯の年にやるっていうのはどうだろう?間隔空きすぎかな。