class TJSafeObserver: public TJObserver, public virtual TJSyncObject
スレッドセーフな Observer
継承:
Public メソッド
- virtual void update(TJObservable& o, void* arg)
- Observable オブジェクトが変化したときにこのメソッドが呼び出される
- virtual bool isSafe() const
- スレッドセーフなものかどうかの検査
- virtual ~TJSafeObserver()
- デストラクタ
Protected メソッド
- virtual void safeUpdate(TJObservable& o, void* arg)
- update のスレッドセーフバージョン
クラス TJObserver:を継承している
クラス TJSyncObject:を継承している
Public メソッド
-
TJSyncObject& operator=(const TJSyncObject& obj)
- void wait()
- bool wait(long milliseconds)
- void notify()
- void notifyAll()
- virtual bool invariant() const
- void wait()
Protected メソッド
-
void lock()
- void unlock()
- int unlockTemporarily()
- void restoreLock(int lockcount)
- void unlock()
文書
スレッドセーフな Observer.Observable からの update 呼び出しに対して, 自動的にロックを取得する.TJSafeObservable に詳細なコメントがある.
- virtual void update(TJObservable& o, void* arg)
-
Observable オブジェクトが変化したときにこのメソッドが呼び出される.
実際には,safeUpdate 経由で呼び出されるため,自動的にロックが
取得されてこのメソッドに入る.
このメソッドを override して,アプリケーションの動作を記述する.
- パラメータ:
- o - Observable オブジェクト
arg - Observable の notifyObservers メソッドに渡される引数. アプリケーションで自由に使用する.
- virtual bool isSafe() const
- スレッドセーフなものかどうかの検査.
このクラスは,true を返す.
- 返す値 :
- true スレッドセーフ
- virtual ~TJSafeObserver()
- デストラクタ
- virtual void safeUpdate(TJObservable& o, void* arg)
- update のスレッドセーフバージョン.
このメソッドは override しないこと.SafeObservable は,ここを呼び出し, このメソッドは,ロックを取得して update メソッドを呼び出す.
- パラメータ:
- o - Observable オブジェクト
arg - Observable の notifyObservers メソッドに渡される引数. アプリケーションで自由に使用する.
- 子クラスは存在しません
- 作者 :
- hiranabe @date 1999,3/30
- 参照 :
- TJSafeObservable
TJObserver
索引(アルファベット順) HTMLクラス継承 または Java
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