クイズXP
○○○○○役割○○○○○
司会:平鍋
顧客:天野
開発:江川
チームX:吉田、安井
チームP:梶田、和田
○○○○○小道具○○○○○
A3ホワイトボード
マーカー
イレーザ
○○○○○シナリオ○○○○○
司会:みなさんこんにちは。「クイズXP」の時間がやってきました。
今日の回答者を紹介しましょう。まずは、チームXのおふたり!
チームX:(自己紹介してください。)
司会:はーい。よろしく。じゃ、チームPのお二人どうぞ!
チームP:(自己紹介してください。)
司会:はーい。よろしく。では、早速今日の1問目。
VTR中に間違いがあるので探してください。
顧客と開発者が図書館システムの要求について話をしています。
どうやら進め方に間違いがあるようです。
では、VTR・・・えっくす、ぴー(ジェスチャーお願いします)
顧客:タイトルと作者や出版社などのほかにも、細かい条件をつけて検索出来るよ
うにしたいんだ。
開発:でも、この期間を考えるととても無理ですよ。
顧客:しかし、インターネットでの検索など、他にも様々なニーズがあって、それ
らも実現したい・・・
開発:(さえぎるように)じゃなくて、現実的に実現できるかどうかを考えないと
ダメだと思います。
顧客:うーん、私としてはなるべく利用者のニーズを汲んで欲しいと思っているん
だけどね。
開発:そうおっしゃるのであれば言わせて頂きますが、我々には期間内に動くもの
を提供するというミッションがありますので、なんでもお受けするという事
は不可能です。
顧客:「・・・・」(首を振ったり天を仰ぎ見たりする。)
司会:さぁ、回答者の方、答えを書いてください。
チームX,P:(適当に司会に質問をしてください)
司会:(適当にヒントを出してください)
司会:さぁ、回答をどうぞ。
司会:では、回答を見てみましょう。チームXは・・・
チームX:(適当に答えの説明をしてください)
司会:なるほど、チームPは・・・
チームP:(適当に答えの説明をしてください)
司会:さて、この中に答えはあるでしょうか。
パワーポイントを操作
答えは「発言をさえぎる」「否定形の発言」です。
(以下をポイントに、適当に解説お願いします。)
・開発者は、期間を考えた時にお客さんの多様なニーズを満たせないと見
積もっているようです。
・リリース計画にどこまで含むのかを今の段階で話し合っておくことは非
常に重要なことですが、
どうもお客さんは納得していない様子、ついにお客さんは黙ってしまい
ました。
・今のやり取りを振り返ってみると「でも」「しかし」「じゃなくて」
「ダメ」「不可能」など、否定的な言葉が目立ちます。
・このような否定形の発言を用いると、相手は自分の意思を全面的に否定
された気になり、対立を生んでしまいがちです。
・また、相手の発言が終わるのを待たずに発言してしまうことも、相手に
とっては意思を軽視されているような気分になります。
・さらに、「そうおっしゃるのであれば言わせて頂きますが」という発言
は、一見丁寧な言い方のように感じますが、聞き手には非常に皮肉っぽ
く聞こえ、気分を損ねる元となります。
一旦気分を損ねてしまうと、その場での議論に感情が入るようになり、
非建設的な水掛け論となる傾向が強いものです。
・そこで、対立するような意見を言う場合であっても、相手の意思は意思
として尊重し、肯定した上で発言するよう心がけましょう。
・例えば今回のような場合には「なるべく多くのニーズを実現するために
も、ニーズを明確化して優先順位をつけるなどし、現実的な期間やコス
トからどのように実現するかを考えていくように相談させてもらえませ
んか?」などです。
司会:ということで、正解したチームは????です。
(正解したチーム名を呼んでください)
司会:さて2問目です。
1問目と同じ要領で回答してください。今回のお題はちょっと長めですよ。
では、VTR・・・えっくす、ぴー(ジェスチャーお願いします)
顧客:タイトルと作者や出版社などのほかにも、細かい条件をつけて検索出来るよ
うにしたいんだ。
開発:なるほど。詳細検索ができればよいんですね?
顧客:まぁ、そんなところかな。
開発:じゃ、項目とか関係なく、全文検索できるようにしましょう。弊社にはこの
技術がありますので、それを使えば開発の期間を短縮できますよ。納期が早
いほうがうれしいですよね?
顧客:まぁ、そうに越したことはないのだが・・・
開発:ですよね。項目ごとに検索できるようにするのって、検索用の情報を入力し
なくてはならないので、運用するのが大変ですよ。いちいち、データを入力
するのって大変だから、避けたいですよね?
顧客:まぁ、そうなんですが、検索で引っかかる本が増えてしまって、
探したい本にたどり着くのに苦労するって聞いたことがあるのですが。
開発:どこで聞いたかは知りませんが、私たちはシステム開発のプロです。
お客様は、私たちよりシステム開発のこと詳しいですか?
顧客:いや、そんなことはないけど・・・
開発:だったらお任せください。苦労するという話は聞いても、
それが問題となっているという話は聞いたことありますか?
顧客:ないけど・・・
開発:ですよね。これまで、そんな苦情は発生していませんので、安心してくださ
い。
司会:さぁ、回答者の方、答えを書いてください。
チームX,P:(適当に司会に質問をしてください)
司会:(適当にヒントを出してください)
司会:さぁ、回答をどうぞ。
司会:では、回答を見てみましょう。チームXは・・・
チームX:(適当に答えの説明をしてください)
司会:なるほど、チームPは・・・
チームP:(適当に答えの説明をしてください)
司会:さて、この中に答えはあるでしょうか。
パワーポイントを操作
答えは「話を誘導している」
(以下をポイントに、適当に解説お願いします。)
・開発側は、自分たちの得意分野に引き込めるように、話を誘導しようと
しています。
このようなときには、「Yes/No」で答えるようなクローズドクエスチョ
ンを多用するという傾向があります。
・このような質問が続くと、不信感が積もりやすくなります。
・さらに、「こちらはプロなので、あなたたちの知らないことを知ってい
る」といった態度で顧客と接してしまうと、信頼を築くのはどんどん難
しくなってしまいます。
司会:ということで、正解したチームは????です。
(正解したチーム名を呼んでください)
司会:おっと時間が来てしまいました。
では、みなさんごきげんよう
全員:せーの、えっくす、ぴー(ジェスチャーお願いします)