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Ruby による Win32OLE プログラミング

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Ruby による Win32OLE プログラミング

2001/01/08 石井 勝

はじめに

ここでは,Ruby の Win32OLE モジュールの使い方を解説します.

Win32OLE モジュールを使えば,こんなときに便利です:

  • データベースのテーブル定義仕様書が Word で提供されている.この Word ファイルを自動的に読み込んで,create table の SQL 文を自動生成したい.

  • プログラムの関数仕様書を Excel ファイルできれいに整形し提出しなければならない.ソースファイルをパースして Excel ファイルを自動生成できないだろうか.

  • テスト仕様書のフォーマットが Excel ファイルのテンプレートとして用意されている.Excel ファイルを直接編集するのはいやなので,普段は XML ファイルを編集し,提出時に Excelファイルとして自動生成したい.

個人的には,開発文書に Excel や Word を使うこと自体間違っていると思うのですが,そうもいかないのが現実です.なぜこの業界の人たちは Excel が好きなんでしょうね.Excel のことを「ワープロ」と言っている人もいましたが,恥ずかしくないんでしょうか(笑).ま,それはともかく,SE として Win32OLE モジュールを使いこなすことができれば,こういった開発の本質と関係のない無駄な時間をある程度なくすことができます.あまった時間できちんとソフトウェアの設計をしましょう.

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