SadManです
>清野さん
アプローチに関して
細かい表現の違いは有れどわたしが捉えていた清野さんの主張は大きな食い違いは無いようです
その上で思ったのは結果的に清野さんの辿り付く先はオブジェクト指向になると思います
つまりオブジェクトに焦点を当てずにイベントをクラス化していくと言ってはいますが
それはクラス図を見てオブジェクト指向だ業務指向だという区別ではなく
わたしやみつじさんが言うところのアプローチに過ぎないと感じたからです
クラス図について
左半分のマスタ的要素は細かくは議論のねたがあるでしょうけれども概ねまとまっていると思うので
業務に関わりの深い清野さんのポストにもあった返却クラスを中心に話してみますと
返却クラスの存在は、この議論の最初にわたしが異を唱えたstateパターンの状態の一つに見えます
言ってみれば命名(概念の共有において実は重要)の違いぐらいに感じるのです
やっている事は同じで業務上の行動をクラスとしてモデル化したときに
それを物として捉え名詞をつけるか、事として捉え動詞をつけるか
ぐらいの差しか感じないのですね
以下はわたしの感想ですので悪しからず聞いて欲しいのですが
レガシーな業務指向の開発のクセでイベントベースの分析アプローチをしていますが
結果的にstateパターンに似たモデルに結晶していますので
物ではなく事であるというところに拘らず
業務上の事をクラス化していった結果、状態と言う物として転換したと考えて
物として考える事を否定するのではなく事を物に置き換えて
業務を足がかりにオブジェクトを結晶させると言う
オブジェクト指向的アプローチを目指してよいのではないでしょうか
SadMan