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Date:  11 May 2005 21:18:27 +0900
From:  <sadman0@....jp>
Subject:  [modeling-dojo:00374] Re: 32番リベンジモデル公開
To:  modeling-dojo@....jp
Message-Id:  <20050511121827.57941.qmail@....jp>
In-Reply-To:  <B4C55619E20C9Emitsuji@....jp>
X-Mail-Count: 00374

SadManです

>みつじさん

そうですね、言葉の定義が曖昧だとすれ違うかもしれません
わたしの考える、業務指向、データ指向はイメージとしてみつじさんの示した意味とほとんど同じです

> 私は、この2つはオブジェクト指向と対立するのではなく、
> オブジェクト指向に吸収されたものだと考えています。
> (怒られちゃうかもしれないけどw)

データ指向がMVCのMにおいてオブジェクト指向に似ている事は清野さんも述べていますね

業務指向については
局所的に業務指向と似たような活動が現れる事はあると思いますが
根本的なアプローチが全く異なりませんか?

業務指向的な分析や開発だと、業務自体の流れを隈なく精査しながら
その中から必要な処理や共通点を抽出し実装に落としていくという感じに思います
つまり頂点が業務でありトップダウン的に実装が生まれてくる

オブジェクト指向では、業務の中からクラスや関連を抽出していき一度モデル(静的でも動的でも)を作り上げる
すると業務は各オブジェクトの自律機能の組合せによって表現される事になりますから
業務自体は従という位置付けになり、ボトムアップ的なアプローチになります

メリットがあると思うのはやはりECでしょうか?
モデルが適切であれば業務の変更に対して比較的柔軟な実装が得られると思います

なぜならオブジェクトはそのクラス(対象となる概念)の普遍的な原質を持たせることができるから

SadMan


※ちょっと訂正

372の冒頭
×「清野疑問に対する大局的な」
○「清野さんの疑問に対する大局的な」