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Date:  Wed, 09 Feb 2005 10:04:05 +0900
From:  kiminobu-kodama@....jp (児玉公信)
Subject:  [modeling-dojo:00096] Re: 前回の黒帯稽古の投稿
To:  modeling-dojo@....jp
Message-Id:  <200502090104.AA01157@....jp>
In-Reply-To:  <20050209015403.AA55.KITSUNE@....com>
References:  <20050209015403.AA55.KITSUNE@....com>
X-Mail-Count: 00096

 こんにちは,児玉@(株)エクサです。

皆川さん,

 「[modeling-dojo:00094] Re: 前回の黒帯稽古の投稿」のお返事させていただきます。

   > この「モデルの所有者はモデルに登場させないこと」というルール(のような
   >モノ)はいったいどこから広がったのでしょうね?

 私が言っています。

   > いろいろな方々のモデルを拝見させていただくと、どうも今回の課題の場合の
   >「モデルの所有者(?)」である「きつね」に相当する概念(私は「コンテキスト・
   >クラス」などと呼んでいます)をクラスとして「出す派」と「出さない派」とに
   >流派が分かれているように思えます。たとえば、よくある「図書館問題」のクラ
   >ス図を記述したりなんかすると、「本」や「図書目録」などと並んで「図書館」
   >そのものをクラスとして登場させる人と登場させない人とに分かれます。

 実装上の都合で「図書館」が出てくることはあるでしょう。それは
ドメインのモデルではなくて,アプリケーションファサードとして出
てきていると思います。

 ドメインレベルで「図書館」が出てくるということは,そのモデル
は図書館のオーナーのモデルではなく,「図書館連合」とか,何とい
ったらいいか分かりませんが,1つの図書館を越えたモデルになって
いるのではないでしょうか。

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児玉公信@(株)エクサ
   エンタープライズソリューション事業部SPBOMソリューション部
 兼 技術部
 kiminobu-kodama@....jp kodamak@....org
         児玉流メール道 家元