ども、皆川%ちょっとバタバタしてて反応が遅い状態@豆蔵です。
# 例によってメールの引用部分を一部削らせていただいています。
On Tue, 08 Feb 2005 20:51:56 +0900
岩上由高 <yutaka@....jp> wrote:
(前略)
> > 「きつね」本人はモデルの所有者なので,モデルには出てきませ
> > ん。
>
> 「モデルの所有者はモデルに登場させないこと」というのは知識としては
> 持っていましたが、実際にモデルを描く段になるとついついやってしまい
> ますね。やはり、具体例でもっと練習する必要があるなぁと感じました。
(後略)
一点だけ少しコメントさせてやってくださいまし m(_ _)m
この「モデルの所有者はモデルに登場させないこと」というルール(のような
モノ)はいったいどこから広がったのでしょうね?
いろいろな方々のモデルを拝見させていただくと、どうも今回の課題の場合の
「モデルの所有者(?)」である「きつね」に相当する概念(私は「コンテキスト・
クラス」などと呼んでいます)をクラスとして「出す派」と「出さない派」とに
流派が分かれているように思えます。たとえば、よくある「図書館問題」のクラ
ス図を記述したりなんかすると、「本」や「図書目録」などと並んで「図書館」
そのものをクラスとして登場させる人と登場させない人とに分かれます。
私はどちらかと言うとコンテキスト・クラスを好んで「出す派」なんですが(
特に概念モデルや分析モデルの場合、対象となっているコンテキストのひと周り
「外側」の世界を俯瞰しやすくなるので)、このコンテキスト・クラスを「出す」
場合と「出さない」場合のどちらも長所/短所があって、どんな課題でも「常に
出すべき」か「常に出さないべき」か、どちから片方のルールには決めきれない
ように思っています。
# ちなみに、今回の黒帯課題の場合、『「きつね」と「何らかの状況」との間の
# 「認識」を変える仕組み』を表現する必要があるので、「きつね」と「状況」
# との間に関連線が張れると何かと有利だと思うのですが…。どうでしょうね?
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