お世話になっております、リンコム岩上です。
児玉先生、ご指摘ありがとうございました。
「UMLモデリングの本質」ではいろいろ勉強
させていただいております。
> なぜ味覚が違うのか,もっとくだけていうと,それらのオブジェ
> クトたちはどのようなルールによってリンクされたのかがわかると
> よかったと思います。
ちょうどアナリシスパターンの勉強をしていた頃でしたので
「シチュエーション」を知識レベル、キツネとブドウ&レモ
ンを結びつける「味覚」を操作レベルとして表現できないか
なと思ったのが今回のきっかけでした。「それらのオブジェ
クトがどのようなルールによってリンクされたのか」を決定
づける責務を「シチュエーション」に持たせるようにうまく
表現できれば(今回のお題の回答としてではなく 「シチュエ
ーション」に注目したモデルとしては) 良いと考えてよろし
いのでしょうか?
> それから,もう一段汎化されればいいと思います。ただし,汎化
> されたクラス図から解釈されるオブジェクト図は多様なので,汎化
> した分だけ制約を書かなければなりません。
責任関係パターンの解説に良く出てくる「パーティ」として
汎化してしまうと組織階層上の制約が消えてしまうといった
ようなケースですね。
ちなみに、汎化した結果として制約が必要になるようなケースにおいて
モデル安定性を重視し、知識レベルに相当するような階層を設けて表現
する選択と制約を書き加える選択のいずれを取るかはケースバイケース
と理解していますが、何かしらの基本的な指針などはあるのでしょうか?
お題からは大きく外れた質問になってしまって申し訳ありません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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On Thu, 03 Feb 2005 13:50:42 +0900
Kiminobu Kodama <kiminobu-kodama@....jp> wrote:
> こんにちは,児玉@(株)エクサです。
>
> 岩上さん,
>
> 「[modeling-dojo:00055] 前回の黒帯稽古の投稿」のお返事させていただきます。
>
> >前回の課題である「第6回モデリング道場 黒帯稽古『酸っぱい
> >ブドウの論理』と甘いレモンの論理』」について、中途になっ
> >ていた回答を何とか完成させて、自身のBlogにアップしてみま
> >した。
> >
> >http://d.hatena.ne.jp/dufresne/20050201
> >
> >もう期限切れの課題なので、こちらに投稿するのを躊躇したの
> >ですが、前回の課題もまだ話題になっていたようですので、自
> >身の向学のため遅ればせながら投稿させていただきました。
>
> モデルを見せていただきました。画像が小さいです。
>
> >ご鞭撻を賜れましたら幸いです。
>
> ピシッピシッ。
>
> シチュエーションを持ってこられたのはいいと思います。ただ,
> 「状況」とは何かというのは結構難しいですけどね。
>
> ご自身もおっしゃっているように,「合理化の心理」にはなって
> いませんね。状況によって同じものでも味覚が違うということは記
> 述されていますが。
> なぜ味覚が違うのか,もっとくだけていうと,それらのオブジェ
> クトたちはどのようなルールによってリンクされたのかがわかると
> よかったと思います。
>
> それと,汎化されたクラス図ですが,汎化しすぎです。オブジェ
> クト図から始められたのであれば,そのクラス名で一度クラス図を
> 書いてみてはいかがでしょう。
> それから,もう一段汎化されればいいと思います。ただし,汎化
> されたクラス図から解釈されるオブジェクト図は多様なので,汎化
> した分だけ制約を書かなければなりません。
>
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> 児玉公信
> (株)エクサ SPBOMソリューションオーナー
> 兼 技術部
> kiminobu-kodama@....jp kodamak@....org
> 児玉流メール道 家元
>
>
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岩上由高 <yutaka@....jp>
株式会社リンコム http://www.linkcom.co.jp
PHONE 03-5246-6711, FAX 03-5246-6712
自分仕様はここからはじまる
WEBグループウェア「 リンコム ネクスト2.6」