こんにちは,(株)菱友システムズ 山本です。
児玉さん,
お忙しいところ,お返事ありがとうございます。
> 動的な概念構造を書くために,オブジェクト図を「キツネの理想」,
> 「キツネの現実」,「現実に対するキツネの解釈」と時間の経過を書
> いたのはいいですね。
>
> いいところまで来ていると思うのですが,2つヒントを出しますの
> で,もう一度オブジェクト図を書いてみていただけますか。
>
> 1.「甘いぶどう」と,取ろうとした「あのぶどう」は別のオブジェ
> クトとしてとらえた方がいいのではないかと思うんです。
> 2.上のヒントで,「甘いぶどう:XX」は「満足:心理状態」を結
> 果するというロールでリンクしている一方で,「すっぱいぶどう:
> XX」が「不満:心理状態」にリンクしているのが必要では。
ありがとうございます。 アドバイスをもとにオブジェクト図を書き直してみまし
た。
1つ目のアドバイスは,理想のぶどうと,実際キツネの目前(木の上)にある
ぶどうは,違うものととらえてみました。
2つ目のアドバイスで,「甘いぶどう」と「満足」は,「望んでいたものを手に入
れる
ことができた」ことを表し,「現実に対するキツネの予想」で,
「すっぱいだろうぶどう」と「不満」は,「望んでいないものを手に入れてしまっ
た」こと
を表してみました。
結局,きつねは,「望んでいないものは手に入らなければいいんだ」と
解釈したことを表してみました。
「キツネの理想」
甘いぶどう:目的−−−−−−
| |
とる:計画行為 |
取れた:実績行為 |
| |
満足:心理状態−−−−−−
「キツネの現実」
−−−−−−−−−−−−−−−
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甘いだろうぶどう:目的−−− |
| | |
| | |
とる:計画行為−−高い:障害 |
取れない:実績行為 |
| |
| |
不満:心理状態−−−−−−−−−−
「現実に対するキツネの予想」
すっぱいだろうぶどう:拒絶−−−−−
| |
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とる:計画行為 |
取れる:実績行為 |
| |
| |
不満:心理状態−−−−−−−−−−
「現実に対するキツネの解釈」
−−−−−−−−−−−−−−−−
| |
すっぱいぶどう:拒絶−−−− |
| | |
| | |
とる:計画行為−−−高い:障害 |
取れない:実績行為 |
| |
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満足:心理状態−−−−−−−−−−−
甘いれもん:目的−−−−−−
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とる:計画行為 |
取れた:実績行為 |
| |
満足:心理状態−−−−−−
>
> 「:行為」には《計画》と《実績》があるとしてもいいですし,
> 「:行為」の「:結果」として取れた/取れなかったがあるとしても
> いいですが,理想,現実,解釈のそれぞれのオブジェクト図で,リン
> クが張られたりはずれたりするさまが書けているといいと思います。
あぁ。。そうですよね。行為には計画と実績とがありますよね。。
なんだか,キツネを解剖している気分ですね。。
だいぶ,キツネの気持ちに成れてきたような気がします。
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山本尚史
(株)菱友システムズ 京滋支社 shouji_yamamoto@....jp
児玉流メール道 2代目当主