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●┃● ● オ ブ ジ ェ ク ト 倶 楽 部 ■ ┃
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No.02 2003/06/25
■ I N D E X
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┣【新着記事】「チャートで解るリファクタリング」
┣【書評】新着書籍！「XPエクストリーム・プログラミング Web開発編」
┣【ツール】オープンソース捜索譚 - ApacheJames編 Vol.1
┗【おまけ】ソルトレイク訪問記
〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 新着 記事 ━
〇 【新着記事】！「チャートで解るリファクタリング」
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C MAGAZINE 2003/6 号に掲載された記事を元に、「チャートで解るリファク
タリング」をオブジェクト倶楽部で公開しました。
http://www.objectclub.jp/UnderstandingRefactoringByChart/
プログラムから、どんな兆候を感じたときに、どのリファクタリングを行うか
を、チャートを利用して解りやすく解説しています。
また、その実例として、Java言語でのプログラミングを示しています。（梅田）
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┗ 【新着書評】XPエクストリーム・プログラミング Web開発編
● 書名: XPエクストリーム・プログラミング Web開発編
● 著者名: Dong Wallace/Isobel Raggell/Joel Aufgang著、
平鍋 健児/高嶋 優子訳
● 発行: ピアソン・エデュケーション 2003/06/20
● ISBN: 489471700X
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489471700X/xpjp-22/
XP をWebプロジェクト専用にチューンナップしよう！
これまでのXPに関する書籍は、厳格にXPの開発ルールを守ることに重点が置か
れていました。アイスクリームに例えて言えば、「バニラXP」だと言えます。
本書は、ウェブプロジェクトに特化してXPをカスタマイズしたものです。
言ってみれば、バニラXPにウェブプロジェクト特有の「トッピング」の仕方を
研究・実践したものだといえます。
ウェブプロジェクトでは、開発者としてプログラマだけでなく「デザイナー」
が参加している点が大きな特徴です。本書では、初期イテレーションの回し方、
ムードボードによる顧客とのコミュニケーション、XMLとスタイルシートによる
プログラムとデザインの分離、などなど、さまざまなトッピングのアイディア
が紹介されています。
本書は、ウェブプロジェクトにXPを適用する際に多いに参考になるのはもちろ
ん、XPにカスタマイズを施す良い例にもなっています。みなさんも、勇気を
持ってXPを自分の課題に利用してみませんか？（平鍋）
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┗【ツール】オープンソース捜索譚 Vol.1
みなさん、はじめまして。ko-chanです。今日からこのメルマガでお世話になり
ます。よろしくお願いします。
まず最初に、簡単にこのコーナーについて説明しておきます。このオープン
ソース捜索譚は、WorldWideに広がるオープンソースの中から、皆さんに有用な
オープンソース、驚愕するオープンソース、素朴なオープンソースなど、様々
なオープンソースをチョイスしご紹介していこうという内容です。
また、私の独断で、気に入ったオープンソースに関しては、少し内容を掘り下
げて有効な利用方法などをシリーズでご紹介していきたいと思います。
それでは早速。。
さて、今回ご紹介するオープンソースは以下のものをチョイスしてみました。
○ソフトウェア名 : Apache James
○ソフトウェア区分 ： Mail(SMTP,POP,etc) Server
○最新 ： 2.1.3
○開発 ： Apache Project
○ライセンス ： Apache Software License
○URL ： http://james.apache.org/
今回ご紹介するものは、既に皆さんご存じかもしれませんが、「Apache James」
です。
Jamesは、100%PureJavaで書かれたエンタープライズ向けのメールサーバで、以
下のような主な機能を備えています。
<機能>
・SMTPサーバ
・POP3サーバ
・NNTPサーバ
・Mailetエンジン
これに加えて、将来的にIMAPも実装予定になっています。
これだけの説明ですと、普通のメールサーバ（sendmailやqmail）と同じじゃな
い？と思われるかもしれません。しかし、Jamesの一番の特徴は、「Mailetエン
ジン」なのではないか？と私は思います。
Mailetとは何でしょうか？
MailetとはいわゆるWWWサーバのServletのようなもので、メールを通信媒体とし
て考え、それをRequest/Responseとしたアプリケーションを開発するための、
APIとそのフレームワークを提供してくれます。
Jamesはいわばメールアプリケーションサーバというわけです。
このJamesを利用することにより、容易にメールアプリケーションの開発を行う
ことができます。
みなさんも一度Mailetで何か試してみてはいかがでしょうか？？
次回は、Mailetに関してもう少し踏み込んだ説明をしていきたいと思います。
では。(ko-chan)
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┗【おまけ】ソルトレイク訪問記 - ソルトレイク到着編
現在、オブジェクト倶楽部の平鍋、天野、北野の３人で、ソルトレイクで行わ
れているアジャイル開発ファンファレンスに参加しています。
６月２３日の午後に成田を立ち１３時間かけてアメリカのユタ州ソルトレイク
シティ到着しました。ソルトレイクは、突然の気象異常で６月だというのに雪
が降り、山は白く化粧している部分も残っています。
我々は、アジャイル開発カンファレンスの会場であるヒルトン・ソルトレイク
・シティー・センターホテルに滞在しています（ちょっとした高級ホテルです）。
明日夜、ice breaker パーティ（氷割＝緊張した雰囲気を壊すオープニング）
から、はじまります。基調講演は、あの、ワインバーグです。ワインバーグと
いえば、私は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320023684/xpjp-22
『ライト、ついてますか？ − 問題解決の人間学』
という本が大好きです。今回、彼に初めてあえるのを楽しみにしています。
帰国後のアジャイル開発カンファレンスの報告レポートをお楽しみに。
(ko-chan, 平鍋)
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┗編集後記
こんにちは。編集人です。
あじさいがわりと好きな編集人にとって、ちょっと嬉しい季節（でも雨は嫌い）
もあと少し。
そんな中、なんとか無事に第2号の配信を迎えることができました。
これも一重に、購読してくださる皆様と、ライター諸氏のおかげです。（と、
ライター諸氏をもちあげておく）
今回までの記事を執筆している3名は、カンファレンス参加のため、ソルトレ
イクシティに行ってしまいました。しばらくは事務所も寂しい限りです。
お土産話は、7月9日号の予定。でももしかすると帰国直後の7月2日号に掲載で
きるかもしれません。ライター諸氏に皆さん激励を！(笑)。乞うご期待！(笑)
（いりさ）
*今朝、現地から、ソルトレイクの風景画像が届きました（訪問記のおまけで
す）。本日中にUPしておきますので、明日（26日）以降、メルマガの過去記事
へのリンクから参照いただけます。
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■ 編集代表：平鍋 健児
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