┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
┃ ■┃
●┃● ● オ ブ ジ ェ ク ト 倶 楽 部 ■ ┃
┃ ■ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■━━━┛
No.127 2006/02/15
■ I N D E X
┃
┣【Topics】デブサミ盛況に終了いたしました。
┣【Topics】ソフトウェア開発と教育の"見える化"セミナー IN 大阪
┣【コラム】『デブサミ Developer 2.0への自分探し』参加レポート
┣【コラム】『デブサミ』参加レポート
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
〇 デブサミ盛況に終了いたしました。
〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・
2月9日、10日に開催された、Developers Summit 2006に、オブジェクト倶楽部
もオフィシャルコミュニティとして参加いたしました。コミュニティセッション
および、主宰の平鍋をはじめとしたオブラブメンバーのセッションに参加して
いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
オブラブ関連の資料リンク集をまとめてあります。是非ごらんください。
http://www.ObjectClub.jp/event/developers_summit2006
〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
〇 ソフトウェア開発と教育の"見える化"セミナー IN 大阪
〇 〇━━━━━━━━━━━━━ ━━・
本セミナーでは『ETSS(Embedded Technology Skill Standards)とソフトウェ
ア開発に必要なスキルの明確化・体系化』をテーマに、システム開発の見える
化の実現方法提案、新人研修サービスおよび組込みソフトウェア開発技術者を
育成するための研修サービスをご紹介します。
モデリングの導入、経営環境に即した新人研修の新構成、プロセス改善実施で
のプロジェクト研修をご検討の方、是非この機会を御活用下さい。
日時:2006年2月28日(火) 13:30〜17:15(13:00〜13:30受付)
会場:富士通関西システムラボラトリ 8階 セミナーAルーム
主催:(株)富士通ラーニングメディア
共催:(株)永和システムマネジメント
対象:新入社員研修、中堅教育を計画、検討される方
モデリングツールの導入を検討される方
定員:40名
参加費:無料(事前申込制)
詳しくはこちらを御覧下さい
http://www.knowledgewing.com/event/2006/20060228.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1 s t ■━
■
┗【コラム】『デブサミ Developer 2.0への自分探し』参加レポート
はじめまして!ヒメです。(ニックーネムなんです。許してください。)今回、
デブサミに初参加してきました。2日間みっちり聞いたセッションの中から、
「Developer 2.0 への自分探し 〜キャリアアップのための自己啓発ワークショッ
プ〜with メディテーション」をレポートします。
なお、当日の講演マインドマップは以下で公開しています。
http://www.ObjectClub.jp/event/developers_summit2006
このセッションは、D2ノートという書込み形式のノートで自分探しをした後、
さらにヨガを体験して自分への理解を深めようというものでした。現在入社2年
目で、「私って何がしたいんだろう」と日々考えていた私は、これからの自分
の方向性を考える上で何かヒントがもらえるかもという期待を持って、このセッ
ションに参加しました。
●STEP1 人生60年表
生まれてから60年間の自分の年表をノートに書き込んで、人生の中の自分の位
置を確認するというステップです。いきなり小学校入学の年を間違えて書いて
しまい慌てていたら、左隣の人も右隣の人も同じ間違いをしてました。「みん
なウッカリさんだな〜」と思いつつ「ESM入社」まで書いたところで、時間終了
になりました。時間が足りなくて残念でした。
●STEP2 キークエスチョンズ
D2ノートに用意された質問に答えながら自分の強み・弱みを再発見する、とい
うステップです。誰も見てないし思ったままを書けばいいんですが、難しくて
なかなか書けません。「自分の強み」という質問には「うーん。。。思い当た
らないなぁ」と思ってしまいました。時間がきても答えを埋められない質問が
3割くらいあって凹みました。
●STEP3 自分2.0宣言
STEP2の答えを踏まえて自分自身のバージョンアップを宣言する、というステッ
プです。D2ノートに宣言文のフォーマットが用意されているので、空いている
個所を埋めていきます。またしてもSTEP2同様全然埋められず、ますます凹みま
した。
●チェンジビジョン
STEP1からSTEP3までが一通り終わったところで、世界の偉人たち(?)の「チェン
ジビジョン」に対する言葉の紹介がありました。一番印象に残ったのが、ガン
ジーさんの「世界を変えたいならば、あなたがその変化でありなさい。」とい
う言葉です。まず自分が変わらないと、何も変わらないのだとありがたく受け
止めました。
●メディテーション
スピーカーが平鍋さんからシュミッツ千栄子さんに交代して、体を使った自分
探しが始まりました。まず呼吸法を学んで、その後全員目を閉じて瞑想タイム
に入りました。瞑想というと、静かに目を閉じて自分の世界に入り込むイメー
ジがあったのですが、今回は体を動かしたり、最初に習った呼吸法を繰り返し
たり、声を出したりして、夢中でやっているうちにシュミッツワールドへどん
どん引き込まれていく感じがしました。いっぱい酸素を吸ったからか、終わっ
て目を開けたときには爽快感がありました。
●感想
今回このセッションに参加してわかったことは、自分がまだDeveloper1.0にも
なってないことです。まだバージョン0.3くらいなんだなーと実感しました。あ
と、自分から「変わること」について努力してこなかったなと思いました。こ
れをきっかけに、「これが自分の強みです」と誇れるようなDeveloper1.0にな
れるように頑張ります。そしてもう一度、バージョン2.0を目指してD2ノートで
自分探しをしようと思います。(ヒメ)
_______________________________________________________________________
この記事への評価にご協力をお願いします。
URLをクリックして、「ご協力ありがとうございました」のメッセージがご使用
のブラウザに表示されれば投票完了です。
良かった:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H003-12&choice=0
普通:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H003-12&choice=1
イマイチ:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H003-12&choice=2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2 n d ■━
■
┗【コラム】
はじめまして。Jyun1です。
今回、初めてデブサミにお手伝い&リスナーとして参加してきました。
しかも初参加です。周囲の空気も読めないまま会場イン!!
ではでは、私の聞いたセッションの一部をレポートします。
自分見える化ということで、2セッション。
●エンジニアの生きがいとは?●
実はこのセッション、ワークショップ形式ということでお手伝いをしていて、
ゆっくりとは聞けませんでした。と言って終わるわけにはいきませんね。
内容はサブタイトルのとおり、「マインドマップを使ったQoEL探検ワークショッ
プ」。自己紹介と、「エンジニアでよかったと思った瞬間の共有」の2つを1人
1人がマインドマップに書き込み参加者同士(3人1組)で交換し合いました。交換
したマインドマップには自分の考えや疑問を書き込みさらに交換。スピーカー、
オブラブ懸田曰く「輪記」だそうです。
他人の考えから新しい自分の考えを発見したり、自分の考えに対する意見が手
元に残ります。少人数だと時間もかからず疲れないのでGOOD!!
●Developer2.0 ロードマップの作り方●
こちらは、もうちょっとリアルに技術的な面から自分を見える化する手法の紹
介がありました。ETSSという組み込みスキル標準を使い、今まで不明瞭であっ
た自分の技術を数値化、グラフ化しようというものです。
ETSSでは、技術・開発・管理という大きな枠の中に、更に細かく37つもの項目
がスキルとして分類してあります。それぞれの項目に対して自分の過去・現在・
未来についてL1からL4までの4段階で評価します。自分のスキルや得意分野、
将来に向けた方向性を見出そうというセッションでした。
また人材を管理するときや、教育を行う際にも統一的な評価が行える利便性が
あります。最後にロードマップの中では回り道(仕事以外の活動)も重要である
とのお話でした。
ETSSは、長期的な展望を書き込んで、短い周期で振り返ることで、効果がある
のではないでしょうか。今回のセッションではETSSという組み込み系のスキル
を標準化したものが紹介されましたが、ITSSというスキル標準もあります。皆
様も一度自身の見える化にチャレンジしてはいかがでしょうか。
では、プロジェクトファシリテーションより1セッション。
●プロジェクト・オートメーション●
プロジェクトでは、
・開発、設計段階
成果物→ソースコード
検証物→テストコード
・製造段階
動くもの→war, ear, jar, exe, ELF…
とほぼ決まっているいうことで、このうち毎度同じことの繰り返しとなる製造
はコンピュータに"プロジェクトメンバの一員として"やってもらおうというこ
とでした。
さらにスピーカーであるオブラブ角谷は「メンバの一員とは、自"動"化ではな
く自"働"化にある」と続けます。自働化とは、トヨタ生産方式で言われるもの
の中の1つで、異常(ビルドエラー、テスト失敗)を機械(コンピュータ)自身が異
常を知らせる行動を起こすことです。コンピュータに頼んでおいたことの結果
をコンピュータが能動的に知らせてくれたらまさに"1人"のメンバですね。とは
いえ、どうすればコンピュータをメンバにできるか。これについては、「自動
化できないもんか」という「態度」と、普段からの鍛錬という「素振り」が重
要であるとのことでした。
と、3つのセッションの内容を掻い摘んで書いてみました。
社会人1年目のデブサミ初体験の感想は、
・デカイ、広い、人多い。
といったところでしょうか。今回参加し、自分2.0化へ向けた"道"を見つけるこ
とが出来た感じを受けました。これを実践に移す勇気。さぁ〜2006年スタート
だ!!(遅っ (Jyun1)
_______________________________________________________________________
この記事への評価にご協力をお願いします。
URLをクリックして、「ご協力ありがとうございました」のメッセージがご使用
のブラウザに表示されれば投票完了です。
良かった:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H003-13&choice=0
普通:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H003-13&choice=1
イマイチ:
http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/estimate?vol=H003-13&choice=2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━3 r d ■━
■
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
今週は「トリノオリンピックをどのように楽しみますか?」のホントのところ。
トリノオリンピック真っただ中ですね。みなさん、どのようにしてオリンピッ
クを楽しんでますか?
トリノで観戦してます!
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=0
実況中継をリアルタイムで見てます!
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=1
ダイジェスト版を見てます。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=2
ビデオやDVDに録画して見てます。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=3
ニュース番組を見てます。。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=4
ネットでニュース・情報を見てます。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=5
新聞・スポーツ誌を読んでます。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=6
観戦してません。。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=7
トリノオピンピックってなに?
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=8
それは秘密です。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=93&choice=9
ちょっと語らせて!
editors@ObjectClub.jp まで詳細を!!
アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前号「何故に秋葉原に行きますか?」の結果は公開中。ぜひご覧下さい。
⇒http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vol92/PlonePopoll_results2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━--■--●--■
■
┗編集後記
こんにちは、編集人です。今週は、先週末に行われたデブサミの参加レポート
でお送りしました。入社1年目、2年目のライターによる、初々しさあふれる記
事です。私にもそんな時がありましたね。。初心忘れるべからず。何事にも、
始まりの時のドキドキ感を忘れずにいたいものですね。
今週の強引な一言
*** 人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。
多くの人は、見たいと思う現実しか見ていない。(ユリウス・カエサル)***
特定の人の話だけ聞いて、システムを作りこんでいませんか?もしそうならそ
のシステムには様々な立場の人の視点がきちんと組み込まれていないかもしれ
ません。また逆に、すべての人にとって使用可能な汎用的なシステムを作る必
要はありますか?それは本当に汎用的ですか?汎用性を求めるのも素敵ですが、
まずは今必要とされている機能にだけ注力してみても十分かもしれません。
(さとみ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━--■--●--■
● ご意見、ご感想は ⇒このメールに返信ください
〇 配信中止、アドレス変更は ⇒http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/help/
〇 免責事項、過去の記事は ⇒http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/
■ 発行:オブジェクト倶楽部 ⇒http://www.ObjectClub.jp/
■ 編集代表:平鍋 健児
Copyright (c)2003-2006 オブジェクト倶楽部. All Rights Reserved.
powered by Eiwa System Management, Inc.