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●┃● ● オ ブ ジ ェ ク ト 倶 楽 部 ■ ┃
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No.99 2005/07/06
■ I N D E X
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┣【Topics】オブLOVEイベント ありがとうございました！
┣【ＰＦ】価値と原則[5]
┣【ＰＭ】プロジェクトマネジメント入門[24]
┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━T o p i c s━
〇 オブLOVEイベント ありがとうございました！
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6月29日(水)、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、オブジェクト倶
楽部夏イベント「オブジェクト指向実践者の集い(第4弾)」を大盛況のうちに終
了しました。快くご協力くださった講演者の皆さん、ライトニングトークストー
カーの皆さん、お忙しいところをご参加くださった大勢の皆さん、お越しいた
だいて、本当にありがとうございました。講演資料等は順次公開中です。
http://www.ObjectClub.jp/event/2005summer/program#information
なお、参加レポートを随時受付中です！！！！
レポートを書かれた方は、event-staff@ObjectClub.jp に送って頂ければ、オ
ブジェクト倶楽部ページへの掲載を検討します。すでにblog等で公開されてい
る方は、URLをぜひ教えてください。オブジェクト倶楽部ページからリンクを張
らせていただきます。
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┗【ＰＦ】価値と原則[5]
前回は、プロジェクトファシリテーションが大切にする5つの「価値(value)」
1つ1つを解説していきました。今回はその続きです。
●気づき
「気づき」とは、今まで知らなかったものが見えることです。それは、個人の
成長、あるいはチームの成長に欠かせないものです。1つのプロジェクトを成し
遂げることは、チームの大きなミッションですが、このプロジェクトの中で人
は多くのことを学びます。自分が知らなかったこと、誰かから教えてもらった
こと、悩んで作り出した新しいやり方、やってみて体で感じた違い…。「ああ、
そうなんだ！」と気づくこと、これは人間が自分を変えていく原動力になるの
です。プロジェクトファシリテーションでは、個人そしてチームが成長するた
めに、気づきを価値とします。今日、何かに気づきましたか？気づきを、毎日
誰かに話していますか？
●信頼関係
「信頼関係」は、個人と個人の間に作られた見えない絆です。信頼関係は、す
ぐにできるものではなく、1つの困難をともに乗り越えたり、助け合ったりする
ことで徐々に作られる貴重な関係です。決して裏切らない仲間、誰かがサポー
トしてくれる、という感覚をチームメンバに対して持つことで、問題解決にあ
たる場面で行動を起こす勇気が得られます。この安全ネットが、チームの力を
作り出すのです。プロジェクトファシリテーションでは、行動を起こす勇気の
源として、信頼関係を価値とします。あなたはチームのメンバーを信頼してい
ますか？チームのメンバーはあなたを信頼していますか？
●笑顔
仕事は楽しくしていますか？人によっては、仕事は辛いものであり、その見返
りとして報酬をもらっているのだ、という考え方もあります。プロジェクトファ
シリテーションでは、この立場はとりません。むしろ、人生の貴重な時間を仕
事に使うのであれば、仕事そのものが楽しく、やりがいがあるものでなければ
ならない、と積極的に主張します。あなたのエンジニアとしての時間の質
(Quality of Engineering Life)を高めることが、ファシリテーションの目的の
1つです。この楽しさのバロメータといえるものが「笑顔」です。
プロジェクトファシリテーションでは、人生の貴重な時間を楽しくすごすため
に、笑顔を価値とします。人からの非難をおそれてびくびくしていませんか？
冗談を言える雰囲気はありますか？今日、みんなの笑顔は見えますか？（平鍋）
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┗【ＰＭ】プロジェクトマネジメント入門[24]
連載のなかですが、6月29日行われたオブジェクト倶楽部へご参加頂いた方々に
は、雨のなかご参加頂き有難うございました。
今回のイベントテーマ「プロジェクトファシリテーション」を掲げ行いました
が、関心度の高さに驚いたと同時に、ここら辺にソフトウェア業界での課題・
問題の多くが山積していると確信しました。
平鍋さんの基調講演のなかで、プロジェクトファシリテーションに至る経緯と
して、複雑なソフトウェアの開発を上手くいかせるために最初オブジェクト指
向だと思い、次にプロセスに行き、今はファシリテーションに至っていると言
われていました。
筆者も全く同感ですが、ファシリテーションといってもどちらかと言えばマネー
ジメントの色合いの強いところで、どうにか出来ないかを考え、プロジェクト
メネジメントツールに向かっています。ただ、これだけでなく、最近は見積も
り手法に関して調査をし、社内への普及を考えています。筆者のところでもお
客様からシステム構築を受けておりますので、お客様の要望をお聞きしてシス
テム開発に関する見積・提案書を作成します。皆さんご存知とおりこの見積が
お客様とイメージが合っていて、大きな隔たりがなければプレセールスとして
は「大成功」となります。しかし、問題はこの見積精度で、実際のボリューム
と想定していたボリュームに乖離があるとコストや期間に悪影響を与え、お客
様への約束が果たせないと同時にプロジェクト全体としては「失敗」となりま
す。
つまり、お客様の要望を的確にまとめ上げ、その要望をシステムにするとどの
程度のボリュームになるのか、この2点が関心ごとになっています。ただ、これ
らは昔から言われていますが、なかなか解決しない永遠のテーマですね。
これらの動機から、今後のプロジェクトマネジメントの連載ですが、見積手法
に関して話しをしようと思います。ただ、筆者も見積もり手法には明るくなく、
ファンクションポイント法とユースケースポイント法をかじったレベルです。
ですので、勉強しながらになると思いますが、お付き合いください。
次回は、ファンクションポイントの紹介をしたいと思います。（事務局長）
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┗【アンケート】気になるシステム業界 ホントのところ
今週は「プロジェクトの情報共有にWikiを使ってますか？」のホントのところ。
必ず使う。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=65&choice=0
たまに使う。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=65&choice=1
別のWebシステムで代用。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=65&choice=2
情報共有はOffice文書に決まってる！
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=65&choice=3
情報共有してません。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=65&choice=4
それは秘密です。
http://www.ObjectClub.jp/special/kininaru/vote?vol=65&choice=5
ちょっと語らせて！
editors@ObjectClub.jp まで詳細を！！
アンケート結果はオブジェクト倶楽部サイト上にて公開します。お楽しみに。
なお、前々号のクイズ「オブLOVEイベントのノベルティは何でしょう？」の回
答はこちらでした。
⇒http://www.ObjectClub.jp/ml-arch/magazine/magazine99/utiwa.JPG
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┗編集後記
こんにちは、編集人です。上記平鍋の記事に『楽しさのバロメータといえるも
のが「笑顔」』とあります。オブLOVEイベントでは、参加者のみなさんのたく
さんの笑顔にお会いできました。主催側としても、とても楽しい一日でした。
お越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
明日は七夕ですね。最後に短冊にお願いごとを書いたのはいつなのか、まった
く覚えてはいませんが、オブジェクト倶楽部の笹があるなら今年の短冊の一つ
はこれに。「みなさんの笑顔がずっと保たれますように」
さて、オブジェクト倶楽部カレンダー8月の電子データを公開します。7月のテー
マは「Quality of Softwares」です。ダウンロードは下記からどうぞ。
http://www.ObjectClub.jp/special/#calendar
今週の強引な一言
*** 7月は七夕で酒が飲めるぞ（岡本圭司）***
7月も飲んじゃいますか？そろそろビールのおいしい季節です。仕事に打ち込め
ば打ち込むほど、おいしいビールが期待できますよ。
（さとみ）
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● ご意見、ご感想は ⇒このメールに返信ください
〇 配信中止、アドレス変更は ⇒http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/help/
〇 免責事項、過去の記事は ⇒http://www.ObjectClub.jp/community/object_ml/
■ 発行：オブジェクト倶楽部 ⇒http://www.ObjectClub.jp/
■ 編集代表：平鍋 健児
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