(長谷川@テクノポートです)
----- Original Message -----
送信者 : "Shigeru Gougi" <gougi2@....jp>
送信日時 : 2000年 9月 25日 月曜日 午前 02:48
> こんばんは、合木です。
>
> 二人だけの会話にならなければよいですが f^^;
> どうか、みなさん、ご意見ください。m(__)m
#私の場合、余り対処できそうもありませんが(^^;。
#でも誰かがやってくれそうな気もします。
もともとの動機は、おかしなところで躓いているんじゃないのかな、
と感じたことでした。XPには必要性駆動原理(YAGNI)があるのに
なぜこんなところで悩むのかな?といういたって素朴な思いでした。
あの時点では、分割するかしないは、ほぼ五十歩百歩問題だったと思います。
それなら単純な方を選択することが、XPとして当然じゃないのかな
と考えたわけです。洞察としては、それにより分割時のリハーサルを
することにもなると。
> On Mon, 25 Sep 2000 01:58:30 +0900
> "hasegawa" <hasegawa@....jp> wrote:
>
> > (長谷川@テクノポートです)
> <SNIP/>
> > 初めてなのに、あのような唐突なメールはまずかったかと。
>
> それはご心配されなくて大丈夫ではないかと思いますヨ。^^
それならいいんですが...。
私が逆の立場なら、なんだこいつは、と思ってしまいそうです(^^;。
> > (A)のような最初に議論しておくべき開発方針(のようなもの)を決める検討項目には、恐らく共通の部分
> > と、個々のチームまたは企業、部署のスキルによって異なるその組織に依存した独自性のある部分として
> > 存在していき、組織に依存した独自性のある部分によりその組織でやれることを表面化させ他の組織と差
> > 別化していくものになるのではないかなと考えています。
私は、一般的な層の上に、個別的な層を構築する、と読んでみました。
> 読み直してみるとうまく書けていないと反省しているのですが、
> ここでの「共通の部分」というのが、XPの哲学(必要性駆動原理)といくつかの手法
> (ペアプログラミングなどなど)と言う風に捉え
>
> XPの共通部分をフレームワークとしてその上に、
>
> ・自分達の持っている(部品を含めた)リソースを生かせるような拡張
> ・自分達の組織が持つ強みを生かせるような拡張
> ・自分達の扱うドメインに合うような拡張
>
> をしていく必要があると個人的に考えることで理解し受け入れられる様になりました。
> #ただ、まだ間違った理解をどこかでして、よからぬところにいってしまっている可能性も大です。^^
これって、方法論=フレームワークという図式ですか?
確かに、そう考えるとわかりやすいことがありそうですね。
> そして、この「どうするか?」と考えた問題とその解決策で開発規約や開発プロセスに関わること
> は、次回の開発で生かそうと考えるのも自然だと思います。また、そういった問題解決をし自分達
> の開発プロセスや開発規約として取り組むという事を繰り返すことで、自分達の開発方法論という
> ものになっていくのではないかと考えています。
>
> また、一番最初にXPに取り組む時には、リエンジニアリングと同じように、今までのやり方をすて
> ゼロから取り組むことが必要ではないかとも思っています。なぜなら、それをすることではじめて
> 無駄のないプロセスと規約を作れるのではないかと考えるからです。
> わたしは、そういった理解を今はしています。ただ、やっている中でどんどん変わって行くと思い
> ます。それもまたXP的でいいような気がしています。^^
「ゼロから出発」もいいと思いますし、また私も長い期間そうしていました。
#好き嫌いの問題かもしれませんが、カット&ペーストプログラミングは
#どうも我慢できないものを感じました。
前と同じにするのでなく、前より少しでも良いものを、という意思は、
大切だと思います。私の場合、部分的な安定構造というものにたどりついたので、
そういうところではエネルギーを節約し、重要な問題に集中するというスタンスに
なってしまっています。「ゼロから出発」は実践することによってのみ、
その意義があるようですね。
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## テクノポート:長谷川(hasegawa@....jp) ##
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