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Date:  Wed, 13 Sep 2000 13:57:53 +0900
From:  Akasaka Hidehiko <akasaka@....jp>
Subject:  [XP-jp:00879] Re: the New Methodology 
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <39BF09ED26C.E2B4AKASAKA@mailhost>
In-Reply-To:  <20000912232553C.tnaka@....com>
References:  <20000912232553C.tnaka@....com>
Posted:  Wed, 13 Sep 2000 14:00:29 +0900
X-Mail-Count: 00879

こんにちは、赤坂@オージス総研です。

実はこの論文、先程、ようやく読み終えました(^^;;。
とても面白かったです。

この論文を読んで感心したのは以下のことです:
・ライトな開発手法は予見的ではなく「適応的」である
・ソフトウェア開発は全てが「デザイン」である
・要求は変化するべきなのだ
・「問題」の一番問題なことは「問題」が存在していることを認識すること
・予測不可能性とうまくやっていけそうなプロセスを必要とすること
・プロセスは受け入れてもプロセスのための余分な負担は受け入れない
・物事が素早く変化するということが根本的な前提なので、その変化を知らせる
 べき人と常に一緒にいる必要がある

他に、「Cockburn's Crystal Family」のところに書かれている、Alistair
Cockburn氏 (知りませんでした)の考え方は素晴らしいと思いました。

また、プロセス自身の適応性については、CMMのレベル5になるんでしょうかね?
# これは決して「ライト」じゃないと思いますが、凄いところ(高い目標)ですね。


> 中島@ブレーンです。
> 
> Fowler氏の「The New Methodology」の翻訳が一応終りました。とり
> あえず、自分のホームページに置きましたので、下記からたどって下
> さい。
> 
> http://www03.u-page.so-net.ne.jp/dc4/tnaka/fowler/

これも重箱の隅なのかもしれませんが、

「Codeの機能指向開発」ですが、FDDのFはfeatureなので(機能でもいいのかも知
れませんが、)そのままフィーチャー(あるいは特徴)といった方が雰囲気が伝
わるような気が、私は、します。
# 他の人は、気になりませんか? > ALL

なお、このFDDのところで、また誤字だと思われる箇所
「開発者はクラス所有者とチー「ム」プログラマの二種類に分けられる。」
# チームではなくてチーフですよね?

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Hidehiko AKASAKA (akasaka@....jp)
Object Technology Center, OGIS-RI Co.,Ltd.
(OOSquare) http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/