初めまして、JPLoPの方から流れてきました早稲田大学の太田健一郎と申し
ます。大学ではソフトウェアテストのパターンランゲージについて研究してい
ます。3週間ほど前から、メーリングリストに参加させて頂いております。
> 平鍋です.
>
> 先週のオブジェクト指向シンポジウムで使った,パワーポイントの
> 資料を配布します.RUP と XP というセッションで,RUP を藤井さ
> んが,XP を私と梅澤さんが担当しました.この中の XP の部分の
> みです.私の部分は特に新しいことは書いてありませんが,梅澤さ
> んの部分は,実際にペアプロやっているファンキーな写真が満載です.
オブジェクト指向シンポジウム2000ではXPについてまだよく理解しておら
ず、XPのテストの件に関し、若干失礼な御質問をしてしまったと思っておりま
す。XP本家のサイトを見たり、こちらのメーリングリストで行われているプロ
ジェクトを追っていますと、非常にきちんとしたクラスレベルのテストを行っ
ており、感動致しました。また、何故、コードにコメントがほとんど不要なの
かということも、同時に書かれるテストコードによって理解出来ました。つま
り、XPを実践するプログラマにテストに関する知識があれば、いくらでも強力
なテストが出来るということなのですね。しかも、同時にテストがコードの振
る舞いを示していると。
プログラマのみんながテストを書くようになって、Pattern Languages for
Software Testingが出来てくると面白いなとXPについて勉強するとともに、XP
の活動に期待しております。よろしくお願い致します。
>現在、Kent Beck 氏の論文
> 「テスト熱中症: プログラマはテストを書くのが好きになる」
> (JUnit Test Infected: Programmers Love Writing Tests)
>を訳しています。半分くらいやっつけましたが、これも完了して Kent
>氏の了承が得られたら、ML 上にて御報告します。
こちらは、Rovert V. Binderのテストデザインパターンの1つである
「Incremental Testing Framework(XPのテスティングフレームワークはこのパ
ターンの実装だそうです)」で引用されていますね。「すべてプログラマは自
分の書いたコードに対しテストが必要なことは知っているが、忙しいのでいち
いち書いている暇がない。それを補助し、自動化できるツールがあれば書くの
だ」ということを仰っているのですよね。
#現在行われているプロジェクトの方はこれまでのお話が完全に理解出来てい
るわけではないのでちょっとついて行くのが辛いかもしれません。
早稲田大学大学院理工学研究科情報科学専攻M2 太田健一郎
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