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Date:  Mon, 28 Aug 2000 10:55:23 +0900
From:  ono@....jp
Subject:  [XP-jp:00781] Re: (書籍)Java  パフォーマンス戦略
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <20000828105710M.ono@....jp>
In-Reply-To:  Your message of "Mon, 28 Aug 2000 10:36:18 +0900"	<20000828103115G.hiranabe@....jp>
References:  <20000828103115G.hiranabe@....jp>
Posted:  Mon, 28 Aug 2000 10:57:10 +0900
X-Mail-Count: 00781

小野です。原書のほうを持って読んだのですが、これは非常によい本
だと思います。Java 屋にはお勧めです。

>> Regarding [XP-jp:00780] (書籍) Java パフォーマンス戦略; Kenji Hiranabe <hiranabe@....jp> adds:

 > 平鍋です.
 > XP について触れられている書籍です.
 > 書名: Javaパフォーマンス戦略(Java 2 Performance and Idiom Guide)
 > 著者: Craig Larman, Rhett Guthrie
......
 > Java のイディオム/スタイル,設計戦略,テスティング戦略.題に
 > はパフォーマンス,とあるが,パフォーマンスのみが焦点となって
 > いるのではなく,良質なコーディング,設計,テスト一般に言及し
 > ている.しかも,かなりディーテイルが扱われているのが気に入っ
 > た.

 > テストに関して,XP に言及されているし,ユニットテストのやり
 > 方も紹介がある.(絵入りで)


JUnit に関して

	+ パッケージの切り方として、以下のものを推奨している。
	  テスト対象となるクラス群の パッケージが jp.co.sony.service だったら
	  テストクラスは test.jp.co.sony.service というパッケージに入れる。	
	  これにより、テスト対象とテストとの位置関係が明確になる。

	+ JUnit と Reflection とを組み合わせて、Test 対象クラスの private members
	  に対する assert 文を Test クラスの方に記述することで、「ホワイトボックス」
	  テストを行うことができる

というあたりが非常に斬新で参考になりました。実際、私自身も実践しています。
(前者は JUnit コミュニティでは当り前のプラクティスなのかな?)
# framework-itis はどう訳されたのか...

// Tsuyoshi ONO // 
UI Dev team, e-Business Div, CSNC /  SONY Corporation 
email:	ono@....jp
"Rather than construction, software is more like gardening -- 
 it is more organic than concrete." 
		--  Hunt & Thomas, "The Pragmatic Programmer"