石井さん、
お忙しいところ、お返事ありがとうございます。
On Sat, 12 Aug 2000 10:14:49 +0900
"Masaru Ishii" <mishii@....jp> wrote:
> > 毎朝ペアを決めるところまではできそうですが、さて、その次の段
> > 階。「このペアでは、今日は、××をする」という目標が明確になっ
> > ていないと、仕事にとりかかれないと思うのですが、その辺の目標
> > 設定はどうされているのでしょうか?
>
> これについては,開発作業にとりかかる前にCRCカードセッションを
> 行って補っています.このセッションを行うのは,今のところ2週間に
> 一回ぐらいの割合で,半日ぐらいかけて行ってます.
>
> CRCカードセッションで何をしなければならないか,ということを
> 開発者全員が理解できるようブレーンストーミングします.ここで
> 大体のクラス構成や作業量がわかります.そうすれば,何をしたら
> いいかわからない,というようなことはあまり起きません.
なるほど。。
「開発者全員」というところが大切ですね。
設計スキルを持っている人だけで設計して、そうでない人は言われ
たとおりにコーディングしている、、というのでは、回らないわけ
ですよね。
うちのプロジェクトですと、全員がブレーンストーミングに
Activeに参加できるレベルにあるかどうか疑問なんですけど、でも、
こういうやり方を積極的に取り入れて、スタッフのスキルアップを
図るというのも必要かな、、、と感じました。
半日/2週間、、、これ位の頻度だったら、在宅スタッフも集まれ
るかもしれないです。不足分はメールで補えるでしょうし。
とても参考になりました。ありがとうございました。
> CRCカードセッションについては,ご希望であればまた次のメール
> で補足します.
ぜひ、また、お時間のあるときにでも、教えて下さい。
#VXPの方でもCRCセションが行われるようなので、ちょっと、楽し
みにしてます。。。傍観者で申し訳ないです。参加したかったので
すが、確実に作業をこなす自信がなかったので、遠慮してしまいま
した。
> > ベンチャーのような小さな企業ですと、どうしても
> > ・人材の粒がそろわない
> > ・人の出入りが激しい
> > という問題があります。これをクリアするのに、ペアプログラミン
> > グは打ってつけだと思うのですが、私のプロジェクトですと、在宅
> > 勤務者の割合が高いため、物理的に同席してのペアプログラミング
> > はできない状態です。
>
> そうですね.うちも小さな企業なんですが幸い在宅勤務の人はいない
> です.在宅でやるのは難しそうです.
「幸い」ですか。。。
やはり在宅では難しいのでしょうね。
以前、このMLで「XPを部分的に導入するのは難しい」という発言を
見たような気がするのですが、でも、プロジェクトマネジメントの
思想としては、部分的にでも使えるものがあるはず、、と信じて、
いろいろ検討しているところです。
今後ともよろしくお願いします。
Chieko EGUCHI
cheese@....jp