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Date:  Fri, 11 Aug 2000 10:30:41 +0900
From:  Chieko EGUCHI <cheese@....jp>
Subject:  [XP-jp:00708] Re: XP and PSP
To:  extremeprogramming-jp@....jp (extremeprogramming-jp ML)
Message-Id:  <20000811101147.9134.CHEESE@....jp>
In-Reply-To:  <NEBBLCBLMJKDLAMIAMIGOEIFCJAA.mishii@....jp>
References:  <3989166D1EA.FD1BY-KAMITE@....jp> <NEBBLCBLMJKDLAMIAMIGOEIFCJAA.mishii@....jp>
Posted:  Fri, 11 Aug 2000 10:28:10 +0900
X-Mail-Count: 00708

石井さん、上手さん

はじめまして、江口と申します。

石井さんのところの事例、たいへん興味深く拝見しております。

> そんな特別なことはしてません.朝集まって,進捗を確認してから
> 今日はこのペアで行こう,と決めて作業しているだけです.そのとき
> あまり同じペアに偏らないように注意してます.
> なぜペアを動的に変えるのが重要かというと,開発知識を全員に
> 伝染させるためです.

こういう柔軟な方法がとれるのは、とても羨ましいです。

自分のプロジェクトでも適用できないだろうかと、いろいろと考え
ています。

毎朝ペアを決めるところまではできそうですが、さて、その次の段
階。「このペアでは、今日は、××をする」という目標が明確になっ
ていないと、仕事にとりかかれないと思うのですが、その辺の目標
設定はどうされているのでしょうか?

差し支えなければ教えていただきたいと思います。

> > また所有権の感覚がないため,テストケースはちゃんと書かなければなら
> > ない,ということもわかります.あとは,人によってキーボードの種類が
> > 違うのは結構つらいので,キーボードは統一しておいたほうがいいようです.
> > 
> 
> なるほど(#こればかりですが、みな新鮮な話なので)。
> 巧まずして、みんなが同じコーディングスタイル、同じ仕事の仕方になる、
> だから新しい人が入って来ても、自然かつ短期間でそのスタイルに慣れるという
> わけですか。

これはも理想ですね。
ベンチャーのような小さな企業ですと、どうしても
・人材の粒がそろわない
・人の出入りが激しい
という問題があります。これをクリアするのに、ペアプログラミン
グは打ってつけだと思うのですが、私のプロジェクトですと、在宅
勤務者の割合が高いため、物理的に同席してのペアプログラミング
はできない状態です。

VSSのようなソース管理システムとメールとを駆使して、ペアプロ
グラミングを行えないかとも考えてはいるのですが、そうすると、
厳しいスケジュールがこなせるかどうかが心配になってきます。

いつの日かこのMLで、事例をご報告できる日を夢見つつ。。。

Chieko EGUCHI
cheese@....jp