矢崎です。
Kaoru Hosokawa さんwrote:
> ホソカワです。
>
> on 2000/08/01 5:18 PM, Kenji Hiranabe at hiranabe@....jp wrote:
>
> >
> > 平鍋です.
> >
> > On Tue, 1 Aug 2000 00:26:31 +0900,
> > Kaoru Hosokawa <khosokawa@....com> said:
> >
> >> ホソカワです。
> >> ストーリー1の「メーリングリスト(以下ML)のユーザが,ML のアドレスにメール送
> >> 信すると,ML に所属するメンバ全員に,そのメールが配信される.」タスクを考え
> >> てみました。
> >
> > タスクを分割して1〜4に分けるのは,誰の仕事なんでしょう.
>
> ストーリーを作成するのは、ビジネスです。そのストーリーをタスクに分割して、見
> 積もりを出すのは、開発です。
>
既に目を通されている方もいらっしゃるかと思いますが、
BeckとFowlerのXP planning(Draft)のChapter23以降に
このあたりの雰囲気が多少わかる説明がありました。
#最近見つけたのですが、、
それによれば、
Chapter23 Iteration Planning
・iterationは、フォーマルにはiteration planning meeting
からスタートする。
・iteration planning meetingには、開発者が全員?集まり、
そのiterationで開発の対象となっているストーリをタスク
にブレークダウンする。
・各タスクは、1-3のidal dayで開発できる大きさにする。
・iteration planning meetingが終わった後は、itarationの進
捗をトラッキングする責任者を置く。
Chapter24 Iteration Planning Meeting
・Iteration planning meetingには開発者全員とユーザが参加
する。
・Iteration planning meetingを行うために、ホワイトボードがあ
る心地よい部屋を見つけなければならない。
・Iteration planning meetingは、以下の順で行われる
・このiterationのためのストーリを読み上げる(カスタマが
読み上げるのがよい)。
・各ストーリのためになされなければならない、全てのタ
スクをホワイトボードに書く。
・テクニカルタスクを追加する。
・開発者がタスクにサインアップし、自分のvelocityにそっ
て、見積を行う。
・もし、ストーリの一部にサインアップされなかったものが
残った場合、機能をdefer(延期?とりやめ?)するよう
カスタマに求める。
・もし(開発の?)時間に余裕がある場合、カスタマに機能
を追加するよう求める。
・タスクは、開発者向けのものだから、カスタマに意味を持つ
必要はない。
・タスクを導き出すよい方法は、ブレインストーミングを行うこと。
・その場合、どのように(How)ビルドされるかについて、考えが
必要な場合がある。力をいれた設計をする必要はないが、タ
スクを抽出するために必要な程度のことはやる必要がある。
くれぐれも、やりすぎないこと。主たる設計は、タスクの実行に
おいて行われるのだから。
・テクニカルタスクというのは、ユーザがケアする必要のない、
純粋に技術的なタスクで、DBMSのアップグレード、リファクタリ
ング、デザインアイディアの検証、コンフィギュレーション・コン
トロール・プロセスの改善など。こうしたものもタスクリストにい
れておいたほうがよい。
・このChapterの最後にタスクリストの例が出ています。
概ねホソカワさんの、お考えどおりと思います。
ということで、私たちは今Iteration planning meetingにいる
ということですね(^^/
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矢崎博英 firo@....jp