上手さん、こんにちは。赤坂です。
ありがとうございました。
# 前提を理解せず、投稿してすみませんでした。
On Thu, 3 Aug 2000 14:05:27 +0900
Yutaka Kamite <y-kamite@....jp> wrote:
> > PSPの狙いは、「(技術的ではなくエンジニアリングできる素養としての)個人のス
> > キルの向上」にあると思います。
> > いくら新しい技術に精通していても、「プロジェクトを成功させる為には、誤差
> > なく計画して、それを成し遂げる力」が必要です。
> > そのための手段として、PSPではLOCを使っているだけですよね。
> > 別に最終手段(銀の弾丸)ではないですよね。
>
> 私は、来年SPA−CMMがISOになると、導入の担当者になる予定です。上で言われて
> いることはCMMの中で、「プロセス改善」としてやってはまずいのでしょうか?
CMMは組織レベルのプロセスで、
PSPはその組織のメンバに(レベル維持あるいは向上のために、当然、)求められ
るプロセス(スキル)ですよね。
> PSPはあくまでも Personal Software Process で、個人用と思ってるんですが、
> 違うのかな?
PSP(個人)→TSP(チーム)→CMM(組織)はピラミッド構造だと思います。
> 何年か前に、PSPを個人で使おうとして調べましたが、以下の点で止めました。
> 1 上の意見のとおり、Humphreyほど勤勉にはできそうもない
> 2 開発内容毎に、計測ツールと計測基準を自分で考える必要がある
> ・C ・Java ・GUIツール使用
>
> つまり、CMMを会社全体で導入するのは時代の流れだが(=しょうがないが)、そ
> の個人版であるPSPを導入するのは重過ぎるるなと考えています。
> またCMMの導入に際しても、新しいメトリックス(FP、顧客の満足度、納入後のバ
> グ件数、部品の再利用度とか)を考えて、リファクタリングなども吸収できるよ
> うにしないといけないな、と思っています。
確かに、PSPを導入するのは重すぎると思います。
# 私自身も、本を眺めたくらいで実践など出来ていません(^^;;
ただ、どのレベルで(会社でもプロジェクトでも)開発プロセス改善に取り組む
としても、それを支えるのはメンバ(個人)だということですよね。
PSPをすみからすみまで実践しなければならないというのではなく、
その意味を考えて、ゆっくりでも、個人のスキルを向上していこうとすることが
必要なんですよね、きっと。
> PSPを個人で実際にやっている方の話を聞いてみたいですね。
そうですね(私も聞いてみたいです)。
誰かいらっしゃいませんか?
P.S.
このMLで活発に翻訳や議論されているのをある意味羨ましく傍観してました。
翻訳やってみたいけど、英語も日本語もあまりに不得意なので・・・。
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Hidehiko AKASAKA
Object Technology Center, OGIS-RI Co.,Ltd.