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Date:  Fri, 26 Feb 2010 23:41:21 -0800
From:  Hironori Washizaki <washi@....jp>
Subject:  [XP-jp:05428] 【参加募集】 Joshua Kerievsky  	氏講演会「リファクタリングの戦略と戦術」 3月18日
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <4B88CCA1.9050908@....jp>
X-Mail-Count: 05428

XP-jpの皆様:#重複して受け取られましたらご容赦ください

メーリングリストをお借りして、パターンワーキンググループ主催
による Joshua Kerievsky 氏講演会「リファクタリングの戦略と戦術」
(3月18日、国立情報学研究所)参加募集をお送りさせていただきます。
同ビル内にて 3/16-17に開催される AsianPLoP, GRACE International
Symposium における招待講演(3/17)に引き続いてのご講演となります。
多数のご参加をお待ち申し上げております。- 鷲崎

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■Joshua Kerievsky 氏講演会「リファクタリングの戦略と戦術」
http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/JK2010.html

情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループは、
Jolt Award を受賞した書籍『パターン指向リファクタリング入門 -
ソフトウエア設計を改善する27の作法』("Refactoring to Patterns")
の著者、ならびに、エクストリームプログラミングやアジャイル開発
の実践者として著名なJoshua Kerievsky氏をお招きして、プログラムの
リファクタリングにおける戦略や戦術について講演していただきます。

無料ですが事前の参加登録をお願いします。講演は英語で行なわれます。
講演時の同時通訳はありませんが、質疑は日本語/英語のどちらでも
行なっていただけます。多数の皆様のご参加をお待ちしています。

日時: 2010 年 3 月 18 日(木) 18:30 - 20:30
会場: 国立情報学研究所(学術総合センター) 12階 会議室
 [東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」徒歩5分]
 [東京メトロ東西線「竹橋」徒歩5分]
主催: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループ
参加費: 無料
参加方法: 下記より参加を事前にお申し込みください。
  http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/JK2010.html
照会先: patterns.wg [at] gmail.com
関連イベント(同ビル内):
・3/15-17 GRACE International Symposium on Advanced Software Engineering
  http://events.grace-center.jp/symposium/2010/
・3/16-17 AsianPLoP: Asian Conference on Pattern Languages of Programs
  http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/
・3/18-19 第167回情報処理学会ソフトウェア工学研究発表会
  http://www.ipsj.or.jp/09sig/kaikoku/2009/SE167.html

タイトル: Refactoring Strategies & Tactics

講演者: Joshua Kerievsky
 (Industrial Logic, Inc., Cutter Consortium)

概要:

「リファクタリングの初心者が知らず熟練者が知っていることは?」

2006年、その答えに偶然辿りついた。当時、Industrial Logic社の
eLearningシステムで用いるために多数のリファクタリング実験題材
を用意していた。各題材は問題コードと解決(された結果としての)
コードを備えている。解決コードを生み出すために、設計の低レベル
な一連の変換(例えばメソッド抽出、メソッド移動、クラス抽出、
メソッドインライニングなど)を適用して問題コードをリファクタ
リングしていた。

この作業を通じて、共通のリファクタリング系列を実施していること
に気がついた。実際、 3つの異なる題材は全て1つの共通の一連の
リファクタリング系列により重要な設計改善を実現し、他の4つの題材
では異なる共通のリファクタリング系列を用いていた。これらの共通の
リファクタリング系列群は名前をつけられていなかったが、価値ある
リファクタリング戦略を明らかとしていた。

そこで、それらの戦略に名前を付けて、さらに新たな様々なリファク
タリング系列を発見し、それらが現実のプロジェクトに役立つことを
経験した。本講演では、以下に挙げるリファクタリング戦略と低レベル
の戦術を、統合開発環境によるデモを交えて解説し議論する。

* 戦略(Strategies):
 Divide & Conquer, Gradual Cutover, Graceful Retreat,
 Parallel Change, Narrowed Change, Evolved Target
* 戦術(Tactics):
 Unified Methods, Rejected Parameter, Caller Creates,
 Inline Then Extract, Encapsulated Dependency, Caller Swap

講演者紹介: ジョシュア・ケリーエブスキー(Joshua Kerievsky)
氏はIndustrial Logic社の創立者であり、 Extreme Programming (XP)
の早期からの探究者ならびにエキスパートです。彼は Jolt Award を
受賞した書籍『パターン指向リファクタリング入門』の著者であり、
XPとアジャイルプロジェクトマネジメントを統合した最新成果である
Industrial XP の思想的リーダです。組織において速く機敏さを増す
ためのアジャイル E-ラーニングの発明者でもあります。彼は20年以上の
ソフトウェア開発経験を持ち、アジャイルプロジェクトコミュニティの
指導や、管理者や経営者が「技術的負債」について理解し管理すること
の支援、素晴らしいワークショップの指導、そしてソフトウェア製品の
構築を好みます。

また彼は、GRACE International Symposium において別途招待講演
"A Timeless Way Of Communicating"(17日9:00-10:00)を行います。

コーディネータ: 鷲崎 弘宜 (早稲田大学)
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