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Date:  Mon, 18 Jun 2007 17:42:47 +0900
From:  "Takayuki Miki" <ger001199704001@....jp>
Subject:  [XP-jp:05305] Re: 【第二回】オブジェクト指向(思考)によるビジネスモデリング無料セミナ ーのご案内
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <019201c7b184$a59037c0$220aa8c0@ger00220060114>
In-Reply-To:  <6.2.3.4.2.20070526232152.04735d60@....jp>
References:  <20070526041253200.ERGW.20632.mail01.hs.kddi.ne.jp@....jp> <6.2.3.4.2.20070526232152.04735d60@....jp>
X-Mail-Count: 05305

皆様、お疲れ様です。
「成果発表会」後援者の三木です。

きっと、メンバーから あらためて(二回目の)フィードバックがあるかと
思いますので、少しだけ(一回目の)フィードバック(?)を。。。
# 横槍ですみません

> 「オブジェクト指向(思考)」となって
> いるところが、気になります。
基本的に『思考』が主なところですので、モデルの協調関係について
思考できるような“5つのルール”をお話しました。
※資料はウェブサイトにあります

で、
   「いろいろ知っている側が、ほとんどの責任を持っている」
とゆーお話をきちんと話した・・・はずです。 A^^;)

> ワークショップの雰囲気なんかもレポートいただけるとうれしいです。
残念ながら、一回目では、ワークショップまでこなすことができません
でした。(泣)
※今回(第二回)はバッチリです!(たぶん)

それは・・・
> >終了後、KPTを行います。
> >良かったこと、悪かったこと等、気づいたことを出し合う場ですので、よろしければ
> >ご参加ください。
の、一環として行った『質疑応答』とか、そもそもの『協調パターン説明』
が‘わやくちゃ’やったせーです。(ご参加くださった方、すみませんでした)
# ほとんどが 内部指摘 やったよーな。。。

・・・・・・・

ただ、「結構、いい話ができたなぁ〜」ということもあり、それは、
       『モデルと実装設計は違う』
とゆー話でした。

やはり、実装者の方が多い(勉強会メンバーもです)ので・・・
○「コンポジットトランザクション−明細パターン」にて
 質問者:「なんで、わざわざモノと明細が関連しているんですか?」
 回答者:「明細もトランザクションで、モノに対する事象だからです。」
 質問者:「いえ、それはわかっているのですが、総括しているトラン
      ザクションがあるのに、冗長すぎませんか?」
 回答者:「関連がなければ、トレーサビリティを損なうからです。」
 質問者:「それもわかっています。が、トレーサビリティは、プロパティで
      持たせれば機能するじゃないですか。」
 ※ここで、どこに持たせるかは議論してませんが、『コンポジットトラン
 ※ザクション』をルートにして、相手方へアクセスすることを説明されて
 ※いました
 回答者:「う〜ん、これは“モデル”を描いているのであって、実装設計を
      やっているのではないんですよ。」
 質問者:「・・・・・?」
 回答者:「なので、モノに対する事象がないとすると、たとえば“いつ
      出荷されたのか”とゆー、トレースができないんです、ひとつ
      ひとつに。」
 質問者:「・・・・・。」
 回答者:「仮に、コンポジットトランザクション側ですべてを担うとすると、
      単品にしたとき、“どーやって出荷できるんだっけ?”と、なりま
      せんか?」
 質問者:「なるほど、モデルは現実世界を、実装では相応の仕組みを
      ってことですね?」
 回答者:「ま、そーゆーことになりますかねぇ・・・。」
こんなやり取りがありました。

これは、有意義だったかな、と。
# 『ストリームラインオブジェクトモデリング』は、モデルが(ソフトウェアの)
# アーキテクチャでもあり、(ソフトウェアの)設計書でもあると捉えている
# ので、“そのまま”実装してほしいのですが。。。

・・・・・・・

少しとか言いつつ、長くなってしまいましたが、こんなところで。

以上です。