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Date:  Thu, 24 Nov 2005 17:15:01 +0900
From:  "Akiya Mizukoshi" <akiya.mizukoshi@....com>
Subject:  [XP-jp:05211] アジャイルプロセス協議会第7回定例セミナーの御案内
Sender:  akiya.mizukoshi@....com
To:  <extremeprogramming-jp@....jp>
Message-Id:  <012401c5f0cf$adb7af40$eb74720a@dhbpc193>
X-Mail-Count: 05211

XP-jpの皆様

アジャイルプロセス協議会で広報を担当しております
NECエレクトロニクスの水越です。
お世話になっております。

アジャイルプロセス協議会第7回定例セミナーが来週開催されます。
皆様お誘い合わせの上是非ともご参加下さい。

// 水越 明哉
// NECエレクトロニクス株式会社

□∽-∽-∽ アジャイルプロセス協議会主催 第7回 定例セミナー ∽-∽-∽-∽□

【概要】
アジャイルプロセス協議会では、2005年11月30日(水)に、株式会社システム
アンドサービス カンファレンスルームAにて、本協議会の第7回の定例セミ
ナーを開催いたします。
セミナー:酒匂 寛(さこう ひろし)氏
 「課題・仕様・設計―不幸なシステム開発を救うシンプルな法則(仮題)」
勉強会:アジャイル・プロジェクト・マネジメントWG
 成功へのアジャイル 〜 プロジェクトを成功へ導くツールおよび行動〜
【日時】
2005年11月30日(水)
18:00 - 21:00 (受付開始 17:30予定)
【会場】
株式会社 日立システムアンドサービス
カンファレンスルームA
〒108-8250 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル20階
【定員】
100 名
【対象】
制限はありません
【参加費】
無料
【セミナー詳細URL】
http://www.agileprocess.jp/modules/eguide/event.php?eid=1
【お問合せ先】
アジャイルプロセス協議会 企画担当
E-mail : event@....jp

【セミナー詳細】
18:00 - 19:30
「課題・仕様・設計―不幸なシステム開発を救うシンプルな法則(仮題)」
酒匂 寛(さこう ひろし)氏

§プロフィール§
1958年生まれ。東京大学農学部獣医学科卒。同大学院修士課程中退。
大手 SI ベンダーにて、開発支援ツールの開発、事務アプリケーション開発、
ワークステーションのシステムプログラミングなどを行い、オブジェクト
指向言語ならびに開発方法論に出会う。
1996年に独立し、以来コンサルタントとして、リアルタイムシステム、
大規模分散オブジェクト指向システム、クライアントサーバーシステムの
改善、要求定義、分析、設計、開発、管理、環境構築等に携わる。
最近のテーマは形式手法を取り込んだ高信頼性・高生産性開発手法の研究。
現在、有限会社デザイナーズ・デン代表取締役。
B.Meyer「オブジェクト指向入門」、M.Jackson「ソフトウェア博物誌」の
訳者としても著名。

§講演概要§
課題、仕様、設計はソフトウェア開発における3つの視点です。
課題は利用者(要求側の視点=ビジネスの視点)、設計は開発者の視点
(技術の視点)であり、それをつなぐ視点なのが、ここで言う仕様(要求と
開発の出会う場所)です。

別の言い方をすれば要求から導かれる解くべき世界の課題を、「システム」
でどのように解決すべきかを記述したものが「仕様」であり、そのシステム
仕様を開発時点での最適技術(必ずしも最新ではない)を用いて実現する
決定を行うのが設計という行為になります。

要求を設計につなげる過程で、大切なことはこの「仕様」の正確な記述と
早い段階での検証です。
すなわち「仕様」(ユースケース)をすばやく設計、実装するプロセスと
同様に「課題」(ビジネスケース)をすばやく仕様のかたちで記述検証する
プロセスも重要ということになります。

なおここでは
「課題」<->「仕様」の検証を「妥当性検証」(validation) と呼び
「仕様」<->「設計」の検証を「正当性検証」(verification)と呼びます。

検証するためには、「記述」されている必要があります。
今回の話は、「課題・仕様・設計」のそれぞれの意味と位置づけと相互依存
関係の説明、そしてそれぞれの記述事例などの紹介を中心に行う予定です。

そのうえで、以上の概念とアジャイルプロセスとの関係について会場の皆様
と議論できればと考えております。

【勉強会詳細】
19:30 - 21:00
成功へのアジャイル
〜 プロジェクトを成功へ導くツールおよび行動〜
アジャイル・プロジェクト・マネジメントWG

§概要§
アジャイルを成功させるためには、ツールおよび行動があります。
そこで、いくつかのツールおよび行動をテーマとしてグループで討論し
アジャイルを成功させるポイントを考えます。


ご注意:開催内容の変更等の場合があります。
以上