村上@ニュージーランドです。
変わりつつあるソフトウェア開発の価値観の第4回をアップしました。
http://www.biwa.ne.jp/~mmura/SoftwareDevelopment/twentyfirstcentury.html
アジャイラーの方々には釈迦に説法なのかもしれませんが,今回は
「要素還元論から混沌の縁へ」と題して「複雑系」について書いて
おります。
「ソフトウェア開発は複雑だから複雑系だ」→「複雑系だから予測
不能だ」→「予測不能だからアジャイルで迅速に」といった抜けの
多い(ように見える)論理展開を避け,「複雑系だから創発を利用
してハッピーエンド」という超楽観主義(^^; しかし,意外と社会
科学系のページに多い)も避け,できるだけ地に足をつけて考察し
てみたつもりですので,その分,保守的な展開になっているかもし
れません。
なお私自身は,Jim Highsmithの『適応型ソフトウェア開発』やKen
Schwaber, Mike Beedleの『アジャイルソフトウェア開発スクラム』
は読んでいないので,内容的にはかぶっているかどうかは判りませ
ん(大丈夫だと思うけど)。 かぶってた場合はご容赦を。
村上 雅章