上手様、XP-JP の皆様:
はじめまして、小野 剛と言います。プログラマをしております。
XP に興味があり、この ML をずっと ROM していました。
JUnit を便利に使わせて頂いています。
今後ともよろしくお願いします。
さて、上手様の以下の御紹介について:
>> Regarding [XP-jp:00587] After Java; Yutaka Kamite <y-kamite@....jp> adds:
> Torsten
> ------------------------------
> http://www.jaoo.dk/
> 9月に After Java を演題に開かれる JAOO のスピーカーは
> Kent Beck
> Many of the dysfunctional patterns of software
> development can be traced directly back to Fred Taylor
> and Scientific Management. Buried beneath the practices
> is the paradigm that software development is a
> manufacturing process. To break through, we must adopt a
> new paradigm, and new practices to go with it. Extreme
> Programming proposes "conversation" as the new
> paradigm, and suggests a set of practices to turn software
> development into a dynamic conversation between
> business and technology.
> #この Taylorうんぬんの意味を教えてもらえませんでしょうか >>all
Fredrick Winslow Taylor という 1910 年代位に活躍した経営学の先生
(というか、この手の学問の創始者?)のことを指していると思われます。
「工場管理」という本を書いて、それまで直観や経験によって運営され
ていた工場に科学的な管理手法を採り入れた人です。
流れ作業とか、数量管理とか、そのような製造業に置ける工場管理手法
のことを引合にだして、これらはソフトウェア開発プロセスには役立た
ないのだ、というのがおそらく Kent Beck 氏の主張でしょう。
「ソフトウェア開発は、製造業における開発と同じには捉えられない」
という説はよく主張されることですね。山形浩生訳「コンピュータは難
しすぎて使えない!」においてもそんな主張がありました。
// Tsuyoshi ONO //
UI Dev team, e-Business Div, CSNC / SONY Corporation
email: ono@....jp
"If you like to live dangerously, just make the field public."
-- Doug Lea, "Concurrent Programming in Java 2nd Ed."