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Date:  Mon, 03 May 2004 12:32:26 +0900
From:  Narushima Hironori <hironori@....com>
Subject:  [XP-jp:04990] Re: 【記事紹介】テスト駆動開発( TDD )が分かると従来の設計手法の問題が見えてくる
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200405030321.i433LAo00494@....jp>
In-Reply-To:  <A3C42C22AB50ACf_kojima@....jp>
References:  <A3C42C22AB50ACf_kojima@....jp>
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Narushima Hironori と申します。

複雑なフレームワークを土台にしたテストというのは(なにをテストすればい
いかは、いつも考えさせられるテーマだと思うのですが)さらに難しくなりま
すね。

GUIのテストのTDDはなぜ難しいのかといえば、結局のところ、何をテストして
いいのかわからないからです。よほどGUIの内部構造が分かっていて、このテ
ストが通れば安心だ、というノウハウがあればいいんでしょうけど、それまで
はテストを作る見返りは得られません。(それでも少しづつ、作ったほうが
いいと思われるものは作るべきだと思いますが)

J2EEとのからみでいうと、やはり、複雑なものを土台にするときは、経験と何
をテストしたらよいかのノウハウを持つことが大事になるのかなと。

フレームワークを提供する側は、何をテストするとよいのかを示してもらう
とよいですね。フレームワークを利用する側にとってみれば、そこから得られ
るノウハウは大きいと思います。(テストしづらいフレームワークなら、そ
れは導入できない)

-- 
Narushima Hironori mailto:hironori@....com
http://hironori.narucy.com