Index: [Article Count Order] [Thread]

Date:  Wed, 04 Feb 2004 17:37:02 +0900
From:  Gunji Tsukuda <tsukuda@....jp>
Subject:  [XP-jp:04891] IPSJ/SIGSE 	パターンワーキンググループ第3回勉強会のお知らせ
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <4020AF2E.A35C4C2E@....jp>
X-Mail-Count: 04891


日立の佃です。

勉強会の案内です。参加をお待ちしております。

---

IPSJ/SIGSE パターンワーキンググループ第3回勉強会のお知らせ

ソフトウェアパターンについて、一緒に学んでいきませんか? 
IPSJ/SIGSE パターンワーキンググループ第3回勉強会を2月13
日(金)に以下の要綱で開催することになりましたので、 ご案内さ
せていただきます。
第3回勉強会では、IPSJ/SIGSE主催のウインターワークショップ
(http://sigse-ws2004.ics.es.osaka-u.ac.jp/) 
パターンセッションの討論内容の報告と、それに関する議論を行
い、
パターンに関する理解を深めたいと考えています。
この勉強会には、どなたでも参加していただくことができます。
多数のかたのご参加をお待ちしております。 

日時: 2004 年 2 月 13 日(金) 19:00 - 20:50
会場: 日本アイ・ビー・エム(株)箱崎事業所
   1階 AVルーム(ロビー・フロア奥)
   http://www-6.ibm.com/jp/ibm/map/hakozaki.html
主催: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググ
ループ
参加費: 無料
参加方法:事前の申し込みは不要です。 19:00 までに直接、会場
にお越しください。
照会先: patterns-wg-seminar@....jp 
注意事項:当日は資料を配布しません。公開可能な発表スライドは
Web上で事前に公開
(http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/study/) 
ますので、資料の必要な方は各自で印刷し持参して下さい。


プログラム コーディネータ: 佃 軍治 (日立製作所)  

タイトル:ウィンターワークショップ・イン・石垣島の報告
発表者:鷲崎 弘宜(早稲田大学)
内容:
 2004年1月29-31日に開催されたウィンターワークショップ・イ
ン・石垣島においてソフトウェアパターンセッションを設置し、ソ
フトウェアにおけるパターンランゲージのあり方について実務と研
究の両観点から活発な議論を行いました。その模様と、議論の成果
である「パターン宣言」を報告します。

タイトル:建築とソフトウェアの関係についてのより直接的な議論
発表者:細谷 竜一 (東芝ソリューション)
内容:
 建築のパタン・ランゲージがソフトウェアに応用できると言わは
じめて早十六年余り。しかし具体的に建築の問題がソフト
ウェアの問題とどう関係しているのかを説明した人が周囲にいるで
しょうか。そこでここでは、中埜博氏著「パタン・ランゲージによ
る住まいづくり」(井上書院)を読み合わせながら、パタン・ラン
ゲージが建築問題をどう捉えているかを垣間見、そしてそれをソフ
トウェア問題にどう置き換えうるかをその場で議論してみたいと思
います。

※読み合わせに使う書籍のコピーは配布しません。
 当日参照箇所は書画カメラで映しながら進めます。

タイトル:UIパターン言語の試行
発表者:河合 昭男(オブジェクトデザイン研究所)
内容:
 システム開発の失敗要因は実装技術的要因よりも要件定義にまつ
わる要因が大きい.特に定量化の困難な非機能要求は
表現があいまいになり要求項目から落とされやすい。パターン言語
は人間が快適に生活できるための建築物の「無名の質(QWAN)」を
実現する技法として提唱された。ユーザビリティなどの非機能要求
はシステムを取り巻く人々が
快適に利用できるためのQWAN的要因でありパターン言語のひとつの
適用分野であろう。今回ユーザビリティを取り上げ「使い易さ」を
パターンランゲージで表現する方法を試行した。今後継続テーマと
して紹介したい。


-- 
  佃 軍治  tsukuda@....jp
  日立製作所システム開発研究所 
  ソフトウェアデザイン基盤技術センタ