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Date:  Fri, 26 Dec 2003 23:21:09 +0900
From:  Hironori Washizaki <washi@....jp>
Subject:  [XP-jp:04790] 参加募集 :  ウィンターワークショップ・イン・石垣島
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <3FEC43D5.4000405@....jp>
X-Mail-Count: 04790

Xp-jp の皆様、鷲崎です。
#重複して受け取られた場合は、ご容赦ください

来年 1 月 29-31 日開催「ウィンターワークショップ・イン・石垣島」の
参加募集をお送りいたします。多数のみなさまのご参加をお待ちしております.

--
Hironori Washizaki ( washizaki@....org )

***

ウィンターワークショップ・イン・石垣島 参加募集のおしらせ

主催: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会 (SIGSE)
日時: 2004 年 1 月 29 日(木) 〜 31 日(土)
場所: 石垣島全日空ホテル
URL:  http://sigse-ws2004.ics.es.osaka-u.ac.jp/

*** 参加のご案内 ***

ソフトウェア工学研究会では, 1997 年に最初のワークショップを松山で開催しました
.その後,毎年ワークショップを開催し,テーマを絞った集中的な議論の場を持ってき
ました.
本年度のウィンターワークショップでは,組み込みシステム,要求工学, Webサービス
技術,新世代ソフトウェア開発ツール,ソフトウェアパターン,の各テーマについて,
セッションを計画しております.各セッションとも,当該分野に造詣の深い討論リーダ
を中心とし,いま何が問題であり,どのような知識や技術が必要で,そのために解決す
べき研究・技術課題は何か,といった話題について,参加者各自の知恵を結集してまと
めることは意義のあることではないか,と考えております.皆様の積極的なご参加をお
待ちしております.

*** 開催セッション紹介 ***

組み込みシステム
討論リーダ: 平山雅之(東芝),青木利晃(北陸先端科学技術大学院大学)
    組込みソフトウェア開発の拡大に伴い,開発現場では様々な課題が発生している. 組
    込みソフトトラックでは、これらの課題を如何に解決するかについて議論する. 特
    に, ソフトウェア工学でこれまで研究されてきた技術を組込みソフトがもつ制約の
    中でどのように活かしていくかについて, 企業/大学双方からの事例を持ち寄り議論
    し, また,それらの技術的なブレークスルーについても検討したい.

要求工学
討論リーダ: 廣田豊彦(九州産業大学)
    要求仕様の品質特性と最終製品の品質特性のマトリックスを完成させ,予想した品
    質が達成されない場合のソフトウェア開発プロセスの問題点を指摘できるようにす
    る.このマトリックスは,前回のワークショップ以降,議論を継続してきたもので
    あるが,新規の参加者も歓迎する.なお,時間の制約上,個別発表はポジションペ
    ーパの提出のみとし,発表時間は設けない.

Webサービス技術
討論リーダ: 原裕貴(富士通研究所)
    Webサービス技術は、次世代のシステム間連携の標準技術として、セキュリティやト
    ランザクションなどの標準化が進むとともに、amazon.comなど実ビジネスでの利用
    も始まっている。本セッションではWebサービス実用化に向けた技術的な課題につい
    て議論すると共に、分散システム統合を実現するための技術として、モデリング技
    術やSOA(サービスオリエンテッドアーキテクチャ)、BPM (ビジネスプロセスマネ
    ージメント)等の関連技術について、幅広く議論を行なう。

新世代ソフトウェア開発ツール
討論リーダ: 権藤克彦(東京工業大学),松下誠(大阪大学)
    近年,ソフトウェア開発のためのツールの重要性が再認識されつつあります.例え
    ば,大学など研究機関からは,自らの研究成果を実用的なツールとして公開する動
    きがあります.また,Eclipse に代表されるように,既存の公開されたツールプラ
    ットホーム上で別のツールを作成する,ということも広く行われています.一方,
    オープンソース開発では,CVS やバグ報告ツールといった,従来からある基本的な
    ツールを有機的に運用することによって,大きな成果をあげる事例も報告されてい
    ます.いろいろな意味で,ソフトウェア開発のためのツールは,その機能や役割,
    設計方法や利用形態など,新しい動きが生まれてきています.そこで今回のワーク
    ショップでは,これら新しいソフトウェアツールに関する話題を取りあげ,情報交
    換を行うと共に,現状の問題点や将来の方向性について議論を行いたいと考えてい
    ます.ソフトウェア開発ツールに関する研究者や,企業等でソフトウェア開発に携
    わっている方々の参加を期待しています.

ソフトウェアパターン
討論リーダ: 鷲崎弘宜(早稲田大学),細谷竜一(東芝ソリューション)
    ソフトウェア開発の定石としてのソフトウェアパターンの特性と、効果的な運用の
    ための枠組みを議論する。具体的には、
    (1)自由テーマでの参加者のポジションペーパの発表内容、
    (2)アレグザンダーのパタンランゲージとソフトウェアパターンの関係、
    (3)組織におけるパターンの運用・管理
    をそれぞれ議論する。(2)(3)は事前に指名されたパターンワーキンググループメン
    バからの問題提起を起点として議論を進める。パターンワーキンググループメンバ
    以外の方々の本セッションへの参加を歓迎する。

*** 参加要項 ***

投稿規定

参加を希望される方は,情報処理学会論文誌の原稿形式に沿った, 2 ページ以内のポジ
ションペーパ(PDF ファイルに限ります)を, matusita@....jp まで電子メ
ールにてお送りください.その際,ポジションペーパのタイトル,氏名,所属,情報処
理学会会員の場合は会員番号,ソフトウェア工学研究会の登録会員参加を希望されるセ
ッション(1つのみ)を明記してください.

参加費

研究会登録会員  33,000円
学生会員        35,000円
非会員          37,000円
学生            30,000円

スケジュール

応募〆切           2004 年 1 月 5 日
採録通知           2004 年 1 月 13 日
最終原稿〆切       2004 年 1 月 19 日(必着)
ワークショップ開催 2004 年 1 月 29〜31 日
    初日となる 29 日は13:00より受付,13:30よりセッション開始を予定しています.

*** 航空便のご案内 ***

今回は石垣島という遠方での開催のため,人数がもしあつまれば(10人以上),団体運
賃扱いでの航空運賃を扱えることとなっております.ご希望の方は,参加申し込みの
際にあわせて matusita@....jp まで電子メールにてお申し込みください.
応募〆切までであれば,参加申込の後に航空便を別途お申しこみいただいても構いま
せん.また,単純な往復だけでなく「どちらか片道のみ」のご利用も可能です.

羽田空港発着
    1 月 29 日 JTA 71便 (羽田06:30発) 27000円
    1 月 31 日 JTA 74便 (石垣12:05発) 26500円

伊丹空港発着
    1 月 29 日 JTA 141便 (伊丹08:00発) 25000円
    1 月 31 日 JTA 148便 (石垣16:30発) 25000円

名古屋空港発着
    1 月 29 日 ANK 651便 (名古屋11:20発) 27000円
    1 月 31 日 ANK 652便 (石垣15:05発)   26500円

*** 問いあわせ先 ***

本ワークショップに関するすべての質問・お問いあわせについては,以下のあて先まで
お気軽にどうぞ.

    松下誠 (大阪大学大学院情報科学研究科)
    Email: matusita@....jp
    Phone: 06-6850-6572