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Date:  Thu, 25 Dec 2003 16:05:13 +0900
From:  Narushima Hironori <hironori@....com>
Subject:  [XP-jp:04789] Re: トヨタがまたカイゼン
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <200312250656.hBP6umg15037@....jp>
In-Reply-To:  <20031224164719.62635.qmail@....jp>
References:  <200312240558.hBO5wkg08332@....jp>	<20031224164719.62635.qmail@....jp>
X-Mail-Count: 04789

Narushima Hironori と申します。

>だた、ひょっとすると普通のソフト屋が知らないだけで(又は
>私だけ?)


明らかに効果が分かる機能を作るなら、指標なんて作るまでもないですね。作
るだけ面倒なだけでしょう。作るまでもないシーンも、実際には多い思いま
す。

しかし、細かい改善をやるなら、評価が難しいでしょうから、ストップウォッ
チを使うなりなんなり、指標が必要になるんでしょうね。

どういう指標を作るかは、まさにその顧客の現状に即したものでなければいけ
ませんから、顧客が主体になって関わる人も協力して指標作りするのがいい
と思います。いい指標は、それはその現場の人しか分からないことだと思いま
す。(ベストプラクティスは無いでしょう)


> ・ソフトウェアテスト293の鉄則:訳者補足:直交表を用いた
> 全ペアのテストケースの作成例

これは、ソフトウェア製作側から見た指標のことで、この件の主題とは少し違
のかなと。(作ったシステムの評価をどう行うか、というところなんだ思いま
す)

しかし、プログラマが気がついたことを基準作りにまでフィードバックできる
体制を整えておくことは必要だと思います。

-- 
Narushima Hironori mailto:hironori@....com
http://hironori.narucy.com