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Date:  Sun, 09 Nov 2003 03:26:40 +0900
From:  川端 光義 <kawabata@....jp>
Subject:  [XP-jp:04741] SEA 関西システム技術分科会12月のご案内
To:  extremeprogramming-jp@....jp, kansai@....jp
Message-Id:  <20031109014948.5D7E.KAWABATA@....jp>
X-Mail-Count: 04741

川端@アジャイルウェアです.

SEA関西の小林さんから以下の案内が来ましたので転送します.

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小林@SRA関西支社です。

次回のシステム技術分科会の予定が決まりましたので、ご案内します。
今回は、「ユビキタス情報環境を実現する機器間連携基盤ソフトウェア」
として、名古屋大学情報連携基盤センターで開発された cogma を
紹介します。
お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。

また、同僚・お知り合いに、この分野に興味をお持ちの方がおられましたら
この案内メールを転送していただけると幸いです。

今回は、会場が前回とは異なり、大阪市総合生涯学習センターとなり
ますので、ご注意ください。(同じ大阪駅前第2ビル内です。)
また、申込みはメールではなく、WEBページからとなりますので、ご注意
ください。

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SEA関西システム技術分科会のご案内

主催 : ソフトウェア技術者協会 関西支部
       http://www.seyshell.suita.osaka.jp/seakansai/
     システム制御情報学会 MUIS研究会
       http://www.media.osaka-cu.ac.jp/MUIS/

テーマ: cogma :ユビキタス情報環境を実現する機器間連携基盤ソフトウェア

講師 : 河口信夫(名古屋大学情報連携基盤センター)

日時 : 2003年12月8日(月) 18:30〜21:00

会場 : 大阪市総合生涯学習センター 第2研修室
      所在地 〒530-0001  大阪市北区梅田1-2-2
            (大阪駅前第二ビル5階)
      電話:06−6345−5000 FAX:06−6345−5019
      http://www.manabi.city.osaka.jp/Contents/lll/center/center.html
      周辺略地図
      http://www.manabi.city.osaka.jp/Contents/lll/center/acc.html

内容 :
   近年の情報技術やデバイス技術の発展により、いつでもどこでも
  多様な情報サービスを簡単に利用できる環境「ユビキタス情報環境」が
  現実のものとなりつつあります。
  様々なネットワーク情報機器やサービスを統合して利用するためには、
  ユビキタス情報環境を構築する基盤ソフトウェアの存在が求められます。
  今回は、名古屋大学情報連携基盤センターがここ3年ほど開発を進めて
  きた、多様な環境で動的に機器間連携サービスを実現可能なミドルウェア
  cogmaを紹介します。

   cogma は、ノートPCやPDAに加え情報家電、組み込み機器などの
  様々な情報機器間において、連携アプリケーションを短期間で容易に
  構築するためのミドルウェアです。
   cogma の特徴を以下に挙げます。
     1.マルチプラットフォーム
       Javaもしくはintentによる実装により、CPU/OSを問わない。
     2.軽量ミドルウェア
       Personal Java/ J2ME/intent による実装により省メモリで動作可能。
     3.マルチネットワーク
       TCP/IP、シリアル通信、HTTP等による通信に対応。
     4.他ノードの動的な発見が可能
       HelloPacketにより、同一ネットワーク上の他端末を動的に発見。
     5.ソフトウェアの動的な移送が可能
       状態を保持したまま、ノード間でソフトウェアが移動可能。
     6.移動ソフトウェアを用いた通信機構
       開発効率の高い通信機構を実現。
     
   cogmaではJava版とVP版という2つのシステムが開発されています。 
  VP版は、組み込み機器を対象としており、 intentと呼ばれるCPUに依存
  しない仮想プロセッサプラットフォームを用い、 Java版よりも省メモリ・
  高速に動作します。
  また、双方ともシステムの設計はほぼ同一の構成になっています。
   cogmaでは、codgetと呼ばれるプログラムがネットワーク上を移動します。
  このcodgetを使うことによって、cogma上では、通信プロトコルを定義せずに、
  機器間で簡単に通信する手法が実現されています。これによって、
  ネットワークプログラム開発の習得期間の短縮、および、開発期間の短縮が
  可能になります。
  また、cogma を利用したスマートルームの開発も進められています。
  この部屋では、様々なセンサやデバイスがcogmaを用いて利用・制御可能に
  なっています。 

参考URL:
  現在、cogma は http://www.cogma.org/ において、フリーで試用版が配布
  されています。ぜひともお試しください。

定員  :先着50名
    (申込多数の場合は先着順となります)

参加費:
  SEA正会員/賛助会員   1,000円
  MUIS会員        無料
  一般          2,000円
  学生            500円

申込方法:
  以下のWEBページからお申込みください。
    
http://www.seyshell.suita.osaka.jp/seakansai/cogma/system20031208.html

  電子メール、Fax、郵送ではお申込頂けません。

申込み〆切り: 2003年12月6日(土)

世話人 : SRA関西支社 小林修 (o-kobaya@....jp)

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(株)SRA関西支社システムサービス部
小林修
Tel: 06-6536-2331
E-Mail: o-kobaya@....jp
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