こんにちは.立命館大学の丸山です.
aspect指向な人ではないので,言っていることが間違っているかもしれませんし,
XPネタでなくなっているかもしれませんが.
(おかしな場合には,否定してください.よろしくお願いいたします.)
At 10:34 03/08/17 +0900, Hidehiko AKASAKA wrote:
| 個人的には、なんとか「アスペクト指向」に繋げたいと思っていました。
| これら変更の影響(絡み合い)は、視点(あるいは様相、アスペクト)を変えるこ
| とで軽減できるのではないかと。
| # 単純に私の興味がそこに向いているから、というのが本当の理由です(^^;;
|
| ただ、無理解のため、どんなケースで適用できて、テストがどう楽になるのか、
| さっぱり分かりません。
| #どのように話を持っていくと、そこへ繋がるのかすら分かりません(^^;;
|
| Aspect指向な人のご意見は伺えないですヨねぇ...
平鍋さんがかかれた,
At 13:49 03/08/16 +0900, Kenji HIRANABE wrote:
| old:
| よい Separation of Concerns = 自然な責務分割 + 強い凝集度 + 弱いカ
プリング
|
| new:
| よい Separation of Concerns = 変更を伝播させない分割 + テスト可能な分割
において,機能という観点からconcernを捉えるとoldになると思います(従来の凝集度や
結合度の定義では).変更容易性やテスト可能性という観点でconcernを見つけることも
できるはずですので,この場合には,
Separation of Concerns = 自然な責務分割 (+ 強い凝集度 + 弱いカプリング)
Separation of Concerns = 変更を伝播させない分割
Separation of Concerns = テスト可能な分割
Separation of Concerns = ・・・
となるのではないでしょか.オブジェクト指向では,変更容易性やテスト可能性という
観点を"不自然なクラスの追加やクラス間の協調"(デザインパターンによく見られる)
で実現している点がいまいちだと思います(パターンを否定しているわけではありませ
ん).aspect指向では,上記のような複数の観点を(理想的には)weaveできるので,
赤坂さんがおっしゃっているように,
「これら変更の影響(絡み合い)は、視点(あるいは様相、アスペクト)を変えるこ
とで軽減できるのではないかと。」
となる可能性を持っていると思われます.ただし,このような仕組みだけがあっても,
適切なaspectを見つけることは難しいままかもしれません.
丸山