皆さん、こんにちは、ごうぎです。
On Sat, 26 Jul 2003 12:15:09 +0900
Kenji HIRANABE-san wrote:
:
> クラスに自然な役割が割り振られていると、容易に変更に対応することが
> できるのではないか、というのが私の意見です。
私も賛成です。
> 私は,SRP(Single Responsibility Principle=単一責務の原則)を,「自然な責務」
> と考えています.また,Robert Martin は,より現代的に,Responsibility = Reason to Change
> して変更の理由を責務と捉えています.
この視点もとても納得できるものです。
ただまだ私にはわかっていない点があります。それは、XPが登場した当初からこれを
原則あるは重視している場合は、漠然とXPとは相容れないような感じをもっていたので
すが、この感覚が正しいのかおかしいのかが今だによくわかっていないという点です。
(勉強不足の可能性大ですf^^;)
というのも、当時も今も、少しずつスタイルや作業の質が変わりながらも、設計・実
装時ともに、責務を強く意識して設計(あるいは実装しながら設計)すると、自然にパ
タンの適用やインターフェース間のプロトコルの設計、構造(仕掛けを含む)の設計を
伴ってしまうからです。そうでないとしっくりこないのです。そして、この責務を重視
したアプローチはかなりしっかりしたモデリングやコアな部分の作りこみを自然と伴い
、そこから見るとXP的ではないように感じたということです。
「責務を(強く)意識すると、XP的でなくなるのでは」という点、みなさんはどのよ
うに考えられていらっしゃいますか? 責務を意識する際の適切な意識の仕方というのが
あるのかもしれませんがまだ見えていません。(この辺りの問題とうまく付き合うバラ
ンス感覚がないようですf^^;)
#最近のXPの状況を把握できていないので的外れな内容かもしれません。
#その場合ご容赦を。
--
Shigeru Gougi < mgougi@....com >
http://www.wingnest.com/gougi/