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Date:  Tue, 12 Aug 2003 18:01:42 +0900
From:  Hidehiko AKASAKA <akasaka@....jp>
Subject:  [XP-jp:04576] Re: [ 新刊情報 ]:   適応型ソフトウェア開発
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <20030812180125.DE27.AKASAKA@....jp>
In-Reply-To:  <3F387D24.EDE4975F@....jp>
References:  <200308120509.AA00231@....jp> <3F387D24.EDE4975F@....jp>
X-Mail-Count: 04576

平鍋さん、ご無沙汰してます。
赤坂です。

Kenji HIRANABE <hiranabe@....jp> san wrote:

> > ># (翻訳中... 山岸さんファイトー)
> > の山岸です。
> 
> 呼ばれた気がして,今書籍のページ,
> 
>   http://ObjectClub.esm.co.jp/eXtremeProgramming/
> 
> を更新し,訳書の「適応型ソフトウェア開発」を入れておきました.

ありがとうございます。
# 藤井さんにはもう少しがんばっていてもらいますか?(爆)

> トヨタ生産方式の考え方をソフトウェア開発に導入する,
> 
>    Lean Software Development: An Agile Toolkit 
>    Mary Poppendieck/Tom Poppendieck
>    Foreword: Jim Highsmith/Ken Schwaber 

これ!すごく興味があります。これも翻訳待ちです(^^;;

> 話題は変わって,Highsmith 本の感想ですが,特に
> "Disipline of Market Leader, 1995, Treacy"
> からの引用として,
> 
>     生き残れる会社は,3つの価値のうち,どれか一つを決めて,それに注力しないといけない
> 
>    1)operational excellence
>    2)product leadership
>    3)customer intimacy
> 
> というのが,印象に残っています.

悔しい、あと9ページで到達するところだったのに…
# まだ核心の(?)第3部に入ったばかりなのです(^^;;。

以下については、きっと山岸さんがコメントして下さるでしょう。
# 私はまだここら辺を読んでないので、後で考えることにします。

> このうち,1)には「コマンド・コントロール」型のプロセス最適化,ISOやCMMが合い
> ますが,2はこの方向ではダメで,「リーダシップ・コラボレーション」型の
> プロセス適応が必要とのことです.(AgilityとFacilitationですな)

あまり知識のない私としては、
ここで大好きなワインバーグ(スーバーエンジニアへの道)を連想してしまいます。

> 私自身,経営にXPをどう売りこむか,ということに思いをめぐらしていますが,
> 「守りの企業,効率化のみ求める企業」に対しては,やはりXPは無理なのかな,
> と思っています.そうではなく,戦略的な攻めの経営にこそ,XPが必要だと.

この辺の話になると、(悔しいけど)やっぱりウルさんでしょうか。

UMLaut(UML-based AUtomation Technology)はUPの方向付けの前に、(というか
RUPでは簡単に済ませてしまっていた)ビジネス戦略の部分をきちんとフェーズと
して捉えている開発プロセスですよね。
http://www.ulsystems.co.jp/opinion/umlaut.html

# どこかのサイトで、UMLautのフェーズが概観できるところがあったのですが、
# URLを失念してしまいました。

でも下記を見るとふつーなんですよね。
http://www.ulsystems.co.jp/press_release/archive/20030416.html

# やばい、別の宣伝部長になってしまった(爆)。

> そういう意味で,
> 
> ・リアルオプション理論を使った経営意思決定を伴う開発にXPを使う
> ・戦略投資に対する KPI (Key Performance Index)測定で,XPの有効性を説く
> 
> というのは,どうか,と最近考えているところです.

今の私には、まだ難しいです(^^;;。

ではでは。仕事、仕事。

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(株)オージス総研
赤坂 英彦 (Hidehiko AKASAKA)
akasaka@....jp