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Date:  Sat, 26 Jul 2003 12:15:09 +0900
From:  Kenji HIRANABE <hiranabe@....jp>
Subject:  [XP-jp:04552] Re: 「 An Extreme 	ProgrammingEpisode 	」の翻訳版を掲載しました
To:  extremeprogramming-jp@....jp
Message-Id:  <3F21F23D.FD43F8A5@....jp>
References:  <20030724233847.B1D7.AKASAKA.H@....com> <20030725235341.EA3A.KAWABATA@....jp> <20030726085047.778A.AKASAKA.H@....com>
X-Mail-Count: 04552

平鍋です.

Hidehiko AKASAKA wrote:
> 
> クラスに自然な役割が割り振られていると、容易に変更に対応することが
> できるのではないか、というのが私の意見です。
> ルールの変更が想定外のもの(既存の役割が不自然なものになるの)だったら、
> 当然クラスの役割を見直すことから始めると思います。
> 
> どちらにしても、なんか変と思った時点でリファクタリングが必要なんだと
> 思います。
> 
> 数多く作られたクラスのケースで、よくあるのは不自然な役割のまま、無理やり
> 変更に対応してしまい、どんどん訳のわからない構造になってしまうことです。
> # これなら、2つのクラスで対応してしまった方がまし、と言えなくもないかも。
> # ストーリーが複雑になったら、その時点で考えれば良いかも、ですね。
> 
> 私の結論(理想)は、常に自然な役割に割り振っておくこと、です。

賛成.

私は,SRP(Single Responsibility Principle=単一責務の原則)を,「自然な責務」
と考えています.また,Robert Martin は,より現代的に,Responsibility = Reason to Change
して変更の理由を責務と捉えています.

-- 
Kenji Hiranabe
Eiwa System Management, Inc.
hiranabe@....jp
+81-776-25-8488