At Fri, 13 Jun 2003 08:24:32 +0900,
HAMAI Kyoichi <k-hamai@....com> wrote
> >「意味が通じることがあります」という文が、「当事者間」のコミュ
> >ニケーションの不安定さを示していると思います ;)
>
> 「他者」には通じないんですけど。「他者」とのコミュニケーションは、
> 「当事者間」よりさらに数段不安定ということです。
えーと、それは承知しているつもりです。で、正直なところ濱井さ
んが私に何を伝えようとしているかがピンときません。
だいたいにおいて、濱井さんの書かれていることに私は同感・同意
していて、逆に、「なぜそんなに当たり前のことを書くのだろう」
と思っている感じです。
# 文章でのコミュニケーションは難しいという具体例ですね ;)
> 文書も口頭以上に不確実なんですが。
ええ、それはそうだと思います。どちらも不確実性は内在している
と思います。私の意見は、
文書によるコミュニケーションの不確実性はあとから振り返っ
て検証でき、今後に生かすことができる。口頭でのコミュニ
ケーションではそれは難しいのではないか。
といったところです。もし、意見がコロコロ変わっているように見
えるのであれば、それは私の文書コミュニケーション能力の不徳の
致すところかなと……。
> テキストを使っても不確実性は大して減らないのでは?
> よりコストをかけることにより、コミュニケーションの確実性が増したという
> だけで、テキストと口頭との違いというほどではないように思います。
このあたりは、まあ意見・実践方法・バックグラウンドなどの違い
ということに収束するんですかね。とりあえず、私は日々実践とい
う感じで、今のスタイルを当面は続けるつもりです。
> もちろん、時間が経つことによる記憶の変質をテキストにすれば免れますが、
> それは録音などでも実現できることです。
録音は、ランダムアクセス性が電子テキストと比較すると、圧倒的
に低いというデメリットがあると思います。
ついでのほかのメディアに言及すると――巨大ポストイットは、人
のインデクシング能力のスイートスポットに当たっている感じが
あって、ランダムアクセス性が低くないように感じます。ただし、
他者への伝達ポテンシャルはあまり高くないかなと (ロガー次第?)。
プリントアウトできるホワイトボードは、なかなかいいセンをつい
ていると思いますが、巨大ポストイットの方がランダムアクセス性
は高いように感じます。
このあたりは、かなり感覚的なものと思いますので、人によってず
いぶん違うでしょうし、私自身も明日には変わるかもしれません。
-- 清