きむらと申します。
清さん、渋川さん、はじめまして。
ちょっと思ったのですけど。
> > どうなんでしょうね?例えば、仕様とかかっちりしたものの話をするんだったら
> > それでOKかもしれませんが、場の雰囲気とか、相手の考え(言葉には出さない)
> > とか、そういう所を知るには会って話す(アフターファイブにはビールも付け
て)
> > というのが良いのかなぁ、という気がします。メールとかチャットで人に物を教
> > えるのが大変(面倒)ということを考えると、やっぱり直接会って話す方が情報
> > 量としては莫大なんだと思います。
>
> 莫大な情報量をお互いにやりとりできる相手同士だと効率的ですが、
> 片方が莫大な情報量を処理することに慣れていなかったり、莫大な
> 情報量をやりとりすることに慣れていない関係だと、ロスが莫大に
> なります ;)
書き物と比べると、口頭での対話は、情報"量"が多いというよりも、
むしろ情報の"質"が高いのではないですか?
というのは、文書を説明のために事前に書き下ろすのとくらべると、
(うまく転がっているときの)口頭での対話では、無駄な説明に踏み
込むことなく、効率的に相手のツボを突くことができているように感じる
からです。
つまり、その相手に最適化されたコンパクトな説明で済むのでは。
(ペア・プログラミングのような相互的な学びあいが話し手を活性化
するという面もあると思います。)
少人数チームを前提とするXPの場合は、口頭の対話で十分と主張
されても、なるほどと頷けます。
大人数の場合は、おそらくサブプロジェクトに分割して個々のサブ
プロジェクトはXPで対話主導に・・・という方針でいけばよいのでしょ
うね。
みんながみんなすべてのプロジェクト情報を完全に共有する必要は
ないでしょうから。
ただし、忘れやすい情報、厳密さの必要な情報、繰り返し振り返る
必要がある情報は、文書化するとよいと思います。
「粒よりの情報だけを、面倒を厭わずに、文書化しよう」ということ
になるのでしょうか。
逆に、なんでも文書通達で済ませないで「個人の表情を見ながら、
面倒を厭わずに、説明しよう」ということにもなるのだと思います。