みかまま さん、こんにちは。
XPer 各位
katsu.あかま です。 どーもでした。
だんだん話が「本質を見極める」という、私の好きな分野になってきました。
メタファ的になりますが、
親方は、弟子のレベルを見極め、次に身に着ける「スキル」を明瞭に意識し、
その「実装」を「自発的」に導くための「究極の質問」を行うことにより、
弟子の自発性を育て、スキルも身につけさせることを実施しているように感じます。
話を混乱に導くようですが、
教育とは異なる「テスト技法」の紹介です。
「ソフトウエアテスト293の鉄則」Cem Kaner より
鉄則021「技術的、創造的、批判的、実践的な思考が優れたテストのカギ」
・技術的思考:技術をモデル化し、原因と結果を理解する能力。
・創造的思考:アイデアを創造し可能性を見極める能力。
・批判的思考:アイデアを評価し推論する能力。
・実践的思考:アイデアを行動に移す能力。
「質問」を設計するときに必要となる「思考法」のヒントになれば幸いです。
>私が質問駆動型講義ということで考えていたのは、もう少し手前の「ある問題
>解決手法がその人の中に有効な形で構築(内部モデル化)されているか」とい
>うのを確かめるための手法として、質問をまず用意しておく。また、その質問
>を用意する過程で、「何を教えておかなければならないか」を教える側が明確
>にすることができるのではないか、ということです。
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>> みかまま さんは、どのような理由で「質問駆動型講義」を真面目に考えるように
>> なったのでしょうか?
>理由…ここ数年の講義運用の反省から、ですかね。
>テストをして始めて、その学生の内部モデルとあるべきモデルとのズレが良
>く分かったからです。ああ、ここが分かってなかったんだな、と。
>そのズレを修正するための入力を新たに加える必要があることがわかった。
>そして、もっと早くそういう質問を投入しておくべきだったと思った。
「もっと早くそういう質問を投入しておくべきだった」
「もっと早くそういう試験を実施しておくべきだった」
XP的には、「もっと早く」をボリューム10にして「最初に」になりますので、
XP変換すると
「最初にそういう質問を投入しておくべきだった」 になりますね。
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>したテストがきちんと機能して、そこから内部実装を変更・リファクタリングす
>ることが実は重要なのではないか。
「スキル」のリファクタリング。。。。。。
日本古来からの伝統的言葉 「技を磨く」につながるのかな?
重複して複雑な知識を、シンプルにリファクタリングすることによって
いろんな分野での「応用」が可能となるのでしょうね。
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>テストで間違うと恥ずかしがりますが、個人的にはよく起こる間違いをやってく
「スキル」評価との関係でしょうか。
受講前は、「これしか理解できなかった」けど、
受講後は、「こんなに理解できたよ」 と自信がつき、
「恥の文化」がなくなるといいですね。
個人的には、
鈴木敏恵の「ここから見える未来教育」
http://www02.so-net.ne.jp/~s-toshie/index.html
を「ナレッジマネージメント」の観点から「注目」しています。
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「価値あるものを俊敏に」「コミュニケーションは無限大」
あかま かつあき
katsu.akama@....com
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